【破滅的方向音痴な子のトリップ設定】

デュラララ!!でお相手が静ちゃんのトリップ話!
麻衣ちゃんは最近デュラララにハマってる普通の女の子。
この不況なご時勢、何とか就職した中小企業の総務部。
そこの昼休みの間にも読んでしまうくらいにはデュラララにハマってる。
そんな麻衣ちゃんが好きなのは静ちゃん。
もうたまたま見たアニメのCMでまさに一目惚れ!
恋に落ちる音がしたとかなんとか・・・
ちなみに麻衣ちゃんの歳は20歳くらいで静ちゃんより少し下辺り。
とにかく、そんな麻衣ちゃんはある日連休を利用して県外に進学した友達の所へ泊まりで遊びに行く事になりました。
旅行鞄に荷物詰め込んで、意気揚々と電車に乗り込みます。
しかし席について暫くすると、急激な眠気が・・・

(・・・おかしいな、昨日は早めに寝たはずなんだけど)

そう不思議に思いつつも、強い眠気に抗う事が出来ずに眠りについてしまった麻衣ちゃん。
しかし、次に目が覚めたその時には何故か池袋。
正確に言うと、次は池袋に到着するとか言っちゃってる電車の中。
間違っても麻衣ちゃんが乗っていた電車は、どんなに寝過ごしたとしても池袋に辿り着くはずがありません。
でも窓から見える景色は見知った地元のものでも、何度か行った友人の住む辺りの景色でもありません。

(えっ?何?何が起こったの?)

まさに「は?意味がわかりません」的な状態の麻衣ちゃん。
パニックに陥りそうになりますが、そんな麻衣ちゃんの様子に構う事無く電車は無事に駅に到着。
うん、何度確認してもそこは池袋。
混乱し過ぎて逆に呆然として、人の流れに流されるように外へ・・・

(意味がわからないよ、お母さん・・・)

やっぱり外の景色も池袋。
知らない内に駅名が変わってたとかそういう事でもない様子に、正直ちょっと麻衣ちゃん泣いちゃいそうです。
しかも携帯電話が繋がらない。
むしろ電源からして入らない。
朝充電して出て来たんだから電池が切れるには早過ぎるし、故障にしてもこのタイミングとかありえない。
その上何とか見つけた電話で実家にかけてみても「その番号は現在使われておりません」とか聞こえてくるんですけどどういう事ですか?
いや、その番号使ってます、うちの番号です、うちの!
私が小学校の頃、一度迷惑電話に耐え兼ねて母が番号変えましたけど、それ以降はずっとこの番号はうちの家の番号なんです!!!
そう強く念じて、いやもう半ば恨むような気持ちで電話を握り締めるも、何度かけなおしても「その番号は現在使われておりません」
もうヤダ、お家に帰りたい・・・
ほんと麻衣ちゃん涙目です。
何これ誘拐?・・・じゃーないよね、だって自分の足でここに来たんだから。
自分の意思にはものすっごく反してるけど、誰かに無理矢理引き摺られて来た訳じゃない。
なら記憶喪失?
実は私が思ってるよりも時間は経っていて、その間の記憶がスッポリ抜けてるとか?
でもガラスに映る自分の顔は、今朝家で見た時のまま。
少しの変化も見られない。
髪型から服装まで朝と同じままだ。
そもそも就職先を地元に絞って探すような私が、いきなり池袋になど行こうと思うはずがない。
しかも破滅的方向音痴な私が、一人でとか絶対にありえない。

(いや、静ちゃんに会えるってなら話は別だけど・・・)

そんな素敵イベントが待ってるとなれば、ちょっと、いやかなり無茶ぐらいは出来るかもしれない。
でも私だってもう大人だ。
そんな事が夢物語だって事くらいちゃんとわかってる。
しかし今この状況がもう私にとっては非現実的な事で、だから少しぐらいそんな現実逃避的な事を考えてみたってバチは当たらないはずだ!
麻衣ちゃんがちょっと自棄気味にそんな事を思っていたまさにその時、真横をバイクが通り過ぎました。
ライトもナンバーもエンジン音すらも無い黒バイクが・・・

(セ、セッセッセルティーーーーー!!!)

はい、麻衣ちゃんが非日常な日々の始まりを確信した瞬間でした。



何がどうなってそうなってこうなったのか分からないけれど、デュラララの世界にトリップしてしまったらしいとわかった麻衣ちゃん。
当初の全く訳が分からない状況とは違い、読み知っている世界かもしれないと思っただけで急に親近感のようなものが湧いてくるから不思議。
不安が期待に変わってくるから私って単純だなぁ、なんて思いつつも問題はやはりこれからの事。
静ちゃんに会いたいって気持ちは大いにあるけど、とにかく最優先すべきことはお金。
人間社会の中で、生きていく上で必要不可欠なお金をどうするかが大問題です。
麻衣ちゃん即行で近くのコンビニに入りATMへ。
しかし携帯が繋がらなかったように、自分の給料が振り込まれているはずの元の世界の口座とかはやっぱり駄目っぽい・・・
いちおう、県外の友達の所に行くつもりだったから財布の中には普段よりかは大目には入ってる。
でもこれからの衣食住を確保するには足りない、全然足りない。
どうしよう、仕事探すにしても住所も連絡先も無いでは話にならない。
どうしよう、どうしようと悩む麻衣ちゃんですが、あても無く歩いているとチラシを配っているお兄さんに呼び止められました。
近くのお店で何やらイベントがあるから良かったらどうぞ的なノリです。
正直今はそれどころじゃないって感じですが、基本断ったりが苦手な麻衣ちゃんは愛想笑いを浮べて差し出されたチラシを受け取ります。
そして中身をチラッと見て、思わず固まります。
内容を簡単に言うならば歌唱大会。
ジャンル的に言えば・・・そういう方々が集まりそうな雰囲気のお店。
あぁ、どうりでさっきからチラチラと素敵コスプレな方々と擦れ違うと思ったと麻衣ちゃん一人納得。
しかし今重要なのは、そんな事ではありません。
賞金・・・
そう、その歌唱大会には上位入賞者に賞金が出ると書かれています。
主催者が依頼した審査員と観客によって決められる1位〜3位。
参加料がかかるけど、その分賞金の額は「えっ?本当に?」ってくらいちょっと高額。
これ貰えれば、とりあえず当面の生活費の心配しなくてもいいんじゃね?ってくらいの金額です。
見れば当日の参加もOK。
原則カラオケで、個人でもグループでも可。
時計を見れば締切まで後少し・・・

(こっ、これは・・・一か八か出てみるべき?)

歌はけっこう得意だし好きな麻衣ちゃん。
仕事がすぐ見つかりそうも無いこの状況下では、この賞金は喉から手が出るほど魅力的。
万が一にも入賞すれば儲けもの。
そんな気分で出てもいいんじゃないかなと、麻衣ちゃんチラシに書かれている地図を頼りにお店へ・・・
参加登録を済ませて、実際歌ってみると何と優勝。
これには麻衣ちゃん本人もビックリです。
でも正直「やった!これで当分は飢え死にする心配はない!」と感涙もの。
しかし本当の感動はさらにここからでした。
イベントが終わって、賞金もしっかりと頂いてホクホク気味の麻衣ちゃんですが急に後ろから話しかけられます。
振り向いてみると、何と狩沢さんと遊馬崎さんの姿。
一瞬脳内停止。
しかしそんな麻衣ちゃんの様子に構う事無く二人は笑顔で話しかけてきます。
歌上手だねって話から、歌った曲(アニメのOP等)の選曲を褒められ、気付けばその曲のアニメ等について語り始める二人・・・
うん、テンションが凄い。
でも感動、本当にデュラララの世界なんだって感涙もの。
で、結局その後二人の後ろにいた門田さんの制止でやっと落ち着いたその場に改めて自己紹介。
そして話すうちに、仕事探してるならいい所教えてあげるって感じで引っ張られるようにどこかへ・・・

まず紹介されたメイド喫茶は麻衣ちゃん「無理です!!!」と頑なに拒否。
あんなヒラヒラの可愛らしい服は可愛い子だから似合うんです。
そもそも私みたいなのが「ご主人様、お帰りなさいませ」とか言っても白けるだけだと思います。
そう強く主張する麻衣ちゃんに狩沢さんと遊馬崎さんはそんなこと無いと力説を始めます。
しかし無理強いはすんなという門田さんに救われて、何とかその場から離れる事に成功。
しかし次に紹介されそうになったお店も似たような感じで、てかもっと際どい感じの制服でもう麻衣ちゃん涙目です。
そもそもあの二人が紹介してくれるお店とか、普通なわけがなかったと今更後悔・・・
そんな麻衣ちゃんの様子に見かねた門田さんは、自分が知ってる店でよかったらと案内してくれる事に・・・

そして着いた先は小さな喫茶店。
落ち着いた雰囲気で、麻衣ちゃん達が来た時には他にお客さんもいませんでした。
大通りから離れてるし、外には看板もない。
それこそ中に入るまでは何のお店か分からなかったほどです。
70代ぐらいのオーナーさんが一人で開いているらしく、知る人ぞ知るって感じの今では決まった常連さんが来るぐらいだとか・・・
その常連の一人である門田さんの口添えもあって、雇ってもらえる事になった麻衣ちゃん。
しかもお店の2階部分は元々オーナーさんが住んでいたのでそこを使っても良いとのこと。
数年前に足を痛めて階段の上り下りが辛くなり、現在は店の奥のスペースを増改築してそこに住んでいるので問題ないらしい。
あまりに都合よく物事が運ぶもんだから「本当にいいんですか?!」って嬉しいながらも途惑う麻衣ちゃん。
それでも仕事と寝泊りする場所を手に入れることが出来ました。



はい、その日から麻衣ちゃんの池袋での生活が始まります。
とりあえず仕事は明後日から開始ってことで、次の日は生活に必要な物を買いに行きました。
何故か面白そうだからと、狩沢さん達に案内役を買って出られてあっちへこっちへ・・・
妙に疲れたけれど、必要な物は大体揃える事が出来ました。
それと携帯。
電源も入らないような可哀想な携帯を持ってるって事がバレると、即行お店へ連れて行かれました。
でもそのおかげで携帯も無事入手。
麻衣ちゃん何とか新生活も無事に送れそうです。

そんなこんなで池袋での非日常な生活が始まって1週間ほど・・・
お店の仕事は食器洗いや掃除が主。
たまに買出しにも行くけれど、破滅的方向音痴の麻衣ちゃんには地図必須です。
でもオーナーさんは穏やかで良い人なので、お客さんがいない時は世間話的なものをしつつまったりとか・・・
はい、そんな感じで麻衣ちゃんが新しい生活に馴染んできた頃!


「久しぶりだな、オーナー。
おっ、ついに新しい子雇ったのか?」

「いらっしゃいま・・・せ」


ドアが開く音に続いて聞こえてきた声に麻衣ちゃんが振り向けば、そこにはトムさんと静ちゃんの姿。
どうやらこの二人も常連だったらしく、オーナーさんとも親しい様子・・・
驚けばいいのか喜べばいいのか脳内が大変な事になってる麻衣ちゃんですが、オーナーさんは二人に対して麻衣ちゃんを紹介してくれます。


「一週間ぐらい前から働いてくれてる麻衣ちゃんだ。
若いのにしっかりしたいい子だよ」

「あっ、は、はじめまして!
聖莉麻衣って言います!
ヨロシクお願いします」


顔真っ赤にしてバッと勢いよく頭を下げる麻衣ちゃんにトムさん苦笑。
そんな緊張しなくても大丈夫だからって感じのトムさんですが、麻衣ちゃん的には「いや、今緊張しなくていつ緊張すればいいんですか?!」ってぐらい心臓バクバク。
うわぁ、静ちゃんだ、ヤダどうしよう、本当にカッコイイよ!!!って感じでやっぱり麻衣ちゃんの脳内では大変な事になってます。
それでも、注文をとったりオーナーさんと話しているのを聞いていたりするうちにどうにか落ち着いてくる麻衣ちゃん。
そして徐々に話しに加わっていったり、静ちゃんにも話しかけたりともうニコニコ笑顔。
池袋最強の男って言われるような自分にこんなにも普通に、てかちょっと嬉しそうに話しかけてくる女の子とかほぼいないので静ちゃん始めはちょっと途惑ってたり・・・
でもその後も何回かお店に来るうちに、変わらず自分に笑顔で話しかけてくる麻衣ちゃんと少しずつ仲良くなっていけばいいなぁ〜なんて・・・

はい、そんな感じの二人にトムさんもオーナーさんもちょっとニマニマ。
麻衣ちゃんは傍から見ていて凄く分かり易い。
もう静ちゃん大好きオーラが見える感じ。
でもあまり好意に慣れてない静ちゃん本人には、自分が恋愛対象として好かれるとかもう想像もしていない。
懐かれてるとかそういう認識だと思う・・・ ̄q ̄
一方静ちゃんは傍から見ていて凄く分かり難い。
いや、静ちゃんをよく知ってる人から見たらある意味分かり易い。
好意を持って接してきてくれる麻衣ちゃんに対する雰囲気がもう柔らかい。
でもやっぱり自分に関わると危ないとか怪我をするって想いがあるから一歩距離を開けてる感じ。

まぁそんな感じでじれったいような微妙な距離感になってくる二人。
でも関係を言うなら店員とお客さん。
お店以外で会うことは全くありません。
偶然出会うなんて事も一度も無く、もちろんお互いの連絡先なんかも知りません。
静ちゃんは自分から連絡先を聞くっていう発想がまず無い。
携帯とか家族や仕事関係にしか使ってない。
麻衣ちゃんは何て言うか、もうお店で静ちゃんに会えるってだけで今は満足状態。
そもそも会える事すら出来ないと思ってた人物だから、こうしてお店で会って話が出来る現状にもう幸せを感じてて、それ以上を考えるとかまだ出来ない状態。
そんな二人に、トムさんとオーナーさんは先はまだまだ長いなぁとか思ってたらいい・・・



はい、しかしそんなある日。
麻衣ちゃんが地図を片手に買出しに出た帰り道、それ程離れていない場所から騒ぎ声が聞こえてきます。
立ち止まって耳を済ませてみると、どうやら大人数で喧嘩をしているみたい・・・
それだけなら「物騒だなぁ・・・」とか思うだけで帰っていた麻衣ちゃんですが、そんな中聞こえてきた声にピタリと止まります。
いつも自分が聞いている穏やかさを含んだ声とは違って、苛立ちに染まったその声は間違いなく静ちゃんのもの。
考えるより早く、麻衣ちゃんはその声の方に向かって走り出していました。
そして見た光景は折れた道路標識を振り回している静ちゃんの姿。
周りには喧嘩を売ったと見える男達が何人も倒れていました。
最後の一人を吹っ飛ばし、標識をガンッと道路について立つ静ちゃんの後姿は凄く寂びそうに見えて・・・
麻衣ちゃんは遠巻きにその場を見る輪から飛び出して静ちゃんの元へと向かいます。


「静雄さん!」

「っ、麻衣・・・何でここに」

「怪我!頭、血が、けっ怪我してるじゃないですか!」

「あぁ・・・こんくらい大丈夫だから気にすんな」

「駄目ですよ!びょっ病院に!」

「落ち着けって、本当にこれくれーならすぐに治っからよ」

「だっ駄目です!
とにかく、お店に、手当ぐらい」

「あっ、おい、あんま近付くとお前にまで血がつくぞ?」

「今そんな事気にしてる場合ですか!
とにかくお店に行きましょう?
コーヒー奢りますから!!!」


中々その場を動こうとしない静ちゃんに麻衣ちゃんちょっと心配し過ぎて涙目です。
最終的には腕を引っ張りつつ、コーヒー奢るからお店に行きましょうって感じで歩き始めたり・・・
でもすぐに「あれ?お店どっち?」って方向音痴な自分に本気で泣きたくなったりする麻衣ちゃん。
そんな一連の麻衣ちゃんの様子に苦笑しつつも静ちゃんがお店まで連れて行ってくれると思います。

お店の2階の麻衣ちゃんのお部屋で治療を終えて、怪我の様子を改めて見た麻衣ちゃんはやっぱり心配。
そんな麻衣ちゃんの様子に控え目ながらも静ちゃんが声をかけますが、麻衣ちゃん的には心配するのは当たり前って感じです。
そりゃ静ちゃんの体が丈夫だとか力が強いだとかは知ってるけど、それでも実際に怪我してるところを見るとやっぱり心配で仕方がありません。
色々考えて、結果麻衣ちゃんが思いついたのは「次から怪我したら絶対に店に来て下さい、治療しますから!」だったり・・・
もちろん静ちゃんは大丈夫だからと断ります。
しかし「自分の知らない所で静雄さんが怪我してるかもしれないって思うと不安なんです」とか涙目で見られたら強くは断れないと思う・・・
で、結局は了承して、さらにすぐに連絡が取れるようにって電話番号とかも交換しちゃえばいいと思う。
でも心配で色々言ってしまったけど、改めて静ちゃんのメアドとかが登録された携帯を見て我に返る麻衣ちゃん。
うわっ、勢いに任せてとんでもないものをゲットしてしまった状態です。
しかし手に入れたものは有効に使うべし。
「あの、普段からメールとかしたら迷惑ですか?」なんて聞いてみれば、どこか呆気に取れたような静ちゃんでしたが数秒後首を横に振ります。
自分の心配をして、普段からも繋がりを持とうとする女の子なんて本当に始めて。
途惑うような気持ちをありますが、静ちゃんの返事に嬉しそうな笑顔を浮かべる麻衣ちゃんに結局は静ちゃんも笑みを浮べてたりね・・・

で、そこからさらに二人の距離は縮まったりとか!
お店で会うだけだった二人だけど、それからは時々外でも出会う事も・・・
まぁ外で会う機会が増えたのは、ただたんに方向音痴であまり外をうろついてなかった麻衣ちゃんが「今日は静雄さんに会えないかな〜」なんてキョロキョロするようになったせいだとか、買出しに出てる麻衣ちゃんに偶然会えないだろうかとちょっと遠回りでも麻衣ちゃんのお店の近くの道を静ちゃんが歩くようになったせいだったりとかもするんですが・・・
とにかく、そんな感じで会う機会が増えたり普段からもメールのやり取りとかしてもっと仲良くなっていけばいい・・・
もうトムさんやオーナーさんから見れば「もう付き合ってるようなもんだろこれ」状態に見える二人。
静ちゃんも一歩距離を開ける事も無くなり麻衣ちゃんに笑顔で接したりとか、頭ポンポンって撫でたりとかも自然とできるようになると思う。
でも実際に二人が付き合い始めるってなると、やっぱり何か切欠がないと無理なんだろうなぁ〜・・・



はい、とりあえず二人の関係はそんな感じ( ̄▽ ̄)
後は、方向音痴の麻衣ちゃんはたまに道に迷ったりして「うわわわわ、ここはまさかあの露西亜寿司?!」って感じでサイモンに会っちゃたりとか?
いつものように呼び込みしてるサイモンに対して断るって事が苦手な麻衣ちゃんはどうしようってあわあわ・・・
そんな時に静ちゃんが偶然通りかかってくれて助けてあげればいいよ!

それから、後は麻衣ちゃんが臨也に興味持たれちゃったりとか?
偶然静ちゃんが喧嘩してる所に遭遇して、止めようと静ちゃんの名前を呼ぶ麻衣ちゃん。
どんなに怒ってても、不思議と麻衣ちゃんの声はスッと耳に届くとかいいよね・・・
麻衣ちゃんの声に反応して大人しくなる静ちゃんに、麻衣ちゃんは静ちゃんの怪我の有無を心配。
そんなやり取りを見てた臨也が、麻衣ちゃんに興味持つようになったとかね。
それから臨也が麻衣ちゃんの事調べて、池袋に来る前の情報が無いってバレたり・・・
余計興味津々って感じ近付いてみるけど、中身は普通の女の子。
破滅的方向音痴だけど、特別何かあるってわけでもない。
それでも何か惹かれるものがあって麻衣ちゃんの前によく現れるようになるけど、その場にバッタリ静ちゃんもやって来たらさすがにヤバイかな?
でも私的にはそういった流れの後にやっと二人が付き合うようになるって感じでいいと思うんだけどなぁ ̄q ̄

もしくは、静ちゃんに喧嘩を売りにきた奴らが麻衣ちゃんの働く店までやって来て暴れて麻衣ちゃんがちょっと怪我しちゃうとか?
その場に静ちゃんがやって来てキレちゃって、麻衣ちゃんが止めたけど店半壊。
少なくとも麻衣ちゃんのお部屋は人が住めない状態に・・・
二人の関係にそろそろじれったくなってきたオーナーさんがお店や麻衣ちゃんの部屋の修理が終わるまで麻衣ちゃん預かってとか言って、二人が一緒に住む事になったりとか面白いよね!
で、結局オーナーさんの狙い通りに二人付き合う事になったりとかしたらたぶん静ちゃん暫くの間はお店に行き辛いとか思っちゃうんだよ( ̄▽ ̄)
うん、静ちゃんは奥手な感じで考えてて凄く可愛いなぁ・・・



え〜っと、ちなみに管理人のデュラララ知識はアニメと漫画のみ!
原作の小説読みたいと思って1巻買ったのに、未だに読めてないとか_| ̄|○ il||l
時間が、時間が欲しい・・・
とにかく、この設定でデュラララ書こうと思ったらキャラの口調とかちゃんと把握してからじゃないと無理だと思いました(;゚∇゚)
麻衣ちゃんの立ち位置ってけっこう動かし易いから、どのキャラとも大抵会おうと思えば会える気がするし・・・・
ほら、あの子破滅的方向音痴だから!(おいっ!)



- 10 -

[*前] | [次#]
ページ:


妄想設定TOP
サイトTOP
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -