捧げ物 | ナノ


恋のスーパーボール 後編
結局そのまま夜天からの「好き」の言葉を聞けないまま放課後になった。
勉強会のため四人は学校の帰りに火川神社を訪れ、ライツの三人は復帰に向けて色々と忙しいため学校で別れた。

「ねぇ、レイちゃん!雄一郎さんは?」
「え?」
突然の言葉にレイが驚く。
「雄一郎なら社務所にいるはずだけど、何か用なの?」
「聞きたい事があるの!」
「何を聞くつもり?」
レイが嫌な予感を覚えつつ聞くと、美奈子はそれには答えずちょっと行ってくると言って部屋を出て行ってしまった。
「なんなの?」
何がなんだかわけのわからないレイが聞くと、うさぎと亜美がほんのり頬を染めまことが苦笑する。
「あー……まぁ、すぐにわかると思うよ」
「ふーん…」
「ねぇ、まこちゃんはどうして美奈子ちゃんが突然あんな事を言い出したのか知ってるの?」
「まぁ、ね。たぶん美奈子ちゃんが話してくれると思うよ。雄一郎さんの答えなんて聞かなくてもわかってるんだしさ」
「それはそうだけど、星野、大気さん、雄一郎さんに聞いたらあとは浅沼君だよね?」
「いや、浅沼ちゃんにはすでに昨日聞いてたよ」
「「えっ!?」」
「まったく///」
まことの照れたような反応から一等がなんと答えたかはすぐにわかった。
「ねぇ、一体なんの話?」
一人事情のさっぱりわからないレイが聞いたのと、スパーンと入り口が開いたのはほぼ同時だった。

「聞いたあたしがバカだったわ…」
「ちょっと美奈子ちゃん!いきなりわけのわからない行動を取った挙句、人のベッドでふて寝しようとしないで!」
「だって…雄一郎さん二十歳を過ぎているとは思えないほどの純粋な少年のような笑顔で“大好きですよ”って答えたのよ!!浅沼君と同じくらいのピュアさだわ!」
「なんの話よ!!」
「雄一郎さんに“レイちゃんの事好き”って聞いたの!」
「なっ/// 何聞いてるのよ!ってちょっと待って!もしかしてさっきまでうさぎ達が言ってたのってこの事?みんなに聞いてるの?」
「当然でしょ!」
「……一体なんのために?」
「それは……ね」
レイが聞くと、事情を知らないうさぎと亜美も美奈子の答えを待つ。

「夜天君の愛を確かめるためよ!」
「「「「…………」」」」
「夜天君の愛を確かめるためよ!!」
大事なことだから二回言ったのよと言い切った美奈子に一瞬部屋が静かになる。

「なーんだ、そんな事かぁ」
「……そんな…事?」
「はぁっ、聞いて損した…お茶入れてくるわ」
「…損、した?」
「ありがとうレイちゃん。じゃあお勉強始めましょうか?」
「お勉強…?」
「あたし、今日の授業でちょっとわからないところあってさ、亜美ちゃん教えてもらっていい?」

「ちょっと!みんなでスルー!?」
美奈子が思わずツッコミを入れる。

「だって意味分かんないんだもん」
「意味?え?意味分かんないって何!?」
「だって夜天君て美奈子ちゃんのこと大好きじゃない?」
うさぎが言うと他のメンバーがうんうんと頷く。
「え?大、好き?夜天君があたしを?」
「そうだよ」
「今日のお昼休みうさぎちゃんも見たでしょ!夜天君に“あたしの事好き?”って聞いても“好き”って言ってくれなかったのよ!」
「まぁ、うん。そんな風に言葉にはしてなかったけど、そんな言葉が必要なのかなぁってあたしは思ったよ?」
「でも…っ」
「夜天君があんな風にやりとりする女の子って美奈子ちゃんだけだよ?」
「……」
「マンションに遊びに行ったりしたら、あたしとか亜美ちゃんにも普通に接してくれるけど、それは“美奈子ちゃんの友達”で“星野と大気さんの彼女”だからなんだよ」
「そうよね。夜天君は美奈子ちゃんといる時なんだかんだ言いながらも楽しそうって大気さんも言ってたもの」
「そう、なの?」
美奈子が聞くとうさぎと亜美は笑顔で頷く。

「夜天君は、前までだったら“君達と話したくないから声かけないで”ってオーラがビシバシ出てたけど、今は他のクラスメイトの人ともわりと話すようになったと思わない?」
そう言われて美奈子は夜天の学校での様子を思い出す。
キンモク星に帰る前と、帰って来てからの夜天は確かに様子が違った。

「夜天って雰囲気柔らかくなったよな」とクラスメイトの男子が言って「別に」と答えていた夜天の姿が浮かんだ。

「ねぇ、美奈子ちゃん。それってなんでか分かる?」
「え?」
うさぎが美奈子をまっすぐに見つめる。
「美奈子ちゃんがいるからだよ」
笑顔を見せるうさぎ。
「好きなんて直接言葉にしなくても、夜天君は雰囲気っていうか空気で美奈子ちゃんを好きだって言ってる」
うさぎの言葉に美奈子は思わず赤くなる。

「ほら、今日のお昼休みの時だってそうだったでしょ?」
「え?」
「星野が美奈子ちゃんに『愛野がわけわかんねーこと言うからだぞ』って言った時に夜天君が『言いがかりはやめてくれ』って言ったでしょ?」
「うん、でもそれはあたしがわけわからないのなんていつもの事だって…」
「それ違うよ?」
「え?」
「夜天君は自分以外の男の人が美奈子ちゃんにそんな風に言うのがイヤだったんだよ」
うさぎの指摘に美奈子は驚きで目を丸くする。

「美奈子ちゃんは夜天君に“好き”って言葉にして欲しいって気持ちが強すぎて他の部分が見えなくなってたんだよ」
まことが言うと美奈子は首を傾げる。
夜天のようすを見ていれば彼が美奈子だけを特別視していることなんて分かりきっているのに、当事者たる美奈子はそれに気づかないのだ。
「昨日、美奈子ちゃん言ってただろ?“大気さんは星野君みたいに口には出してないけど、亜美ちゃんに対する行動ひとつひとつが亜美ちゃんだけを特別な女の子として扱ってる”ってさ」
「うん」
「夜天君も同じだとあたしは思うよ。たぶん大気さんの方は二人きりの時とかは案外、言葉にしてるんじゃないかなって今日の様子を見て思ったんだけど?」
ちらりと亜美を見ると耳まで真っ赤にして俯いている。
どうやら図星のようだ。
「へぇ…大気さんも変わったわね」
レイが感心したように言うとうさぎが優しく微笑む。
「大気さんはそれだけ亜美ちゃんの事が大好きなんだね」
「っ///」
亜美が真っ赤になってうつむく。

うさぎは視線を亜美から美奈子にむける。
「まぁでも、たまには言葉にして欲しくなる美奈子ちゃんの気持ちも分かるよ」
先ほどとは打って変わったようにうさぎはそう言うと、少しだけ困ったような笑顔を見せる。
「星野は言葉にしてくれるんだけど…、衛さんはあんまり言ってくれなかったから」
そう言って切なげに瞳を伏せるうさぎをみんなが心配そうに見つめる。
「でも言葉にしてくれてなくても、あの頃の衛さんはちゃんとあたしを想ってくれてた…と、思うんだけどね。
あたし今よりも子どもだったからすぐに不安になっちゃって“あたしの事好き?”“どれくらい好き”って聞いちゃってたの。言葉にしてもらえれば信じられるって思ってたのかな…言葉だけが全部じゃないのにね」
うさぎの言葉に美奈子はハッとするとくすくすと笑う。
「そうよね。愛の形なんて人それぞれよね」
美奈子は納得したように頷くと、話を聞いてくれたうさぎ達にとびきりの笑顔を見せる。
「ありがとう。みんな」



───その数時間後
「スリーライツのみなさんお疲れさまでした」
「「「お疲れさまでした」」」
無事に撮影を終えて楽屋に戻り、着替えを済ませ車に乗ると三人だけの空間になる。

「なぁ、夜天」
「なに?」
「昼休みの事なんだけどさ」
「……なんでわざわざ掘り返すわけ?」
「まぁ、聞けって。お前愛野に“好き”とか言ってんの?」
「はぁ?なにそれ?そもそもそんな事星野に答える必要ないよね?」
「大気は?」
「なぜ私に振るんですか…」
「まぁ、いいじゃん。あ、ちなみに俺は言ってるぜ?」
「知ってる」「知ってますよ」
「おだんごへの愛はちょっとすぐには語りきれねぇ」
「いらないから」「いりません」
「なっ!お前ら!ちょっとは聞けよ!」
「地球に戻って来てからまだ半月ほどしか経っていませんが、毎日のように同じ事ばかり話されてうんざりです」
「右に同じ」
「ひでぇっ!」
「大気って水野に“好き”とか言うんだ?」
「まぁ…“好き”とは違いますが、私からすれば意味合いは同じですね」
「へぇ、なんて言ってんだよ?」
「星野に教える必要はないでしょう?」
「なんでだよ!」
「亜美さん以外の人に言う必要はありませんから」
「「……」」
「昼休みの愛野さんの態度から察するに夜天が好きだと言ってくれないから言って欲しくて私達を巻き込んだといったところでしょう?」
「……うん」
「言ってやれよ?」
「あのさぁ……そう簡単に言わないでくれる?」
「なんでだよ?」
「軽々しく口にしていいような言葉じゃないでしょ?」
「……どこがだよ?」
「毎日のように月野に言ってる星野には一生分からないよ!」
「どーゆー意味だぁぁぁっ!さすがに俺も毎日言ってるわけじゃねぇよ!三日に一回くらいだ!」
「変わんないよ!」
「二人とも少し声のトーン落としてください。耳が痛いです」
「…わりぃ」「…ごめん」
大気が信号待ちをしながらふっと笑う。
「夜天はロマンチストですね」
「はぁ?何言ってるのさ」
「簡単に好きだと口にしたくないのは、その言葉を言うのが恥ずかしいからではないでしょう?」
「……」
「言葉の意味合いが軽くなるのが嫌なんでしょう?」
「……そうだよ…」
「そういうもんか?」
「人によりけりでしょうね、夜天は言葉を重んじるタイプで、逆に星野は言葉にする事によって本当の事にしていくタイプですね」
「どういう意味だ?」
「“言霊”と言って昔の日本では“声に出した言葉は現実の事象に影響を与える”と信じられていたそうです。今でもその風習は少なからず残っているようですよ。星野はこちらのタイプでしょうね」
「へぇ、そうなのか」
感心したように頷く星野と、ムスッとしたような夜天をバックミラーで見た大気はくすりと笑う。

「言葉を重んじることも結構ですが、たまには言葉にしないと相手に不安を与えてしまうこともあるそうですよ?」
「言われなくても分かってるよ」
「そうですか?」
「夜天…」
「なに?」
「俺を愛野だと思って練しゅ「嫌だよ!気持ち悪い!」ひでぇな…オイ」
「まったく貴方たちは……夜天、夏目漱石って知ってますか?」
「猫の本書いた人でしょ?」
「いや、まぁ、間違ってはいませんが、なんですかその偏りすぎた知識は…。彼は英語の教師もしていたそうですよ」
「それが何?」
「その時に───」
大気の話を星野は退屈そうに聞き流していたが、夜天はそれを聞いてハッとしたようだった。

「さて、どうしますか?」
「え?」
「偶然にも愛野さんのお宅が近いですが?」
「ーっ…大気ってホントおせっかいだよね!」
言葉の意味を汲み取った夜天がムッとしたように言うと、大気はくすりと笑う。
「まさか、偶然ですよ」
「僕、ここで降りる」
「お気をつけて」
「おぉ、じゃあな」

夜天が降りると車は颯爽と走り去る。

「まったく…」
夜天は携帯を取り出し連絡を入れようか少しだけ迷い、そのまま美奈子の家に向かう。

歩きながら、昼休みの美奈子を思い出す。
彼女の瞳は真剣そのものだった。
ここ最近の美奈子の行動から冗談でない事は充分に分かっていた。
ひとこと“好き”だと言えば彼女は納得するのかもしれないが、さっき大気が言っていたように軽々しく言葉にはしたくないのだ。
ましてや他の人がいるところでなんて、冗談じゃないと思う。
夜天としては毎日のように、それは接頭語かと聞きたくなるほどに“おだんごおだんご”と言っている星野はともかく、大気まで「好き」と、口にするとは思っていなかったのだ。

星野も、大気も、そして自分も。
それぞれが彼女達と出会って、人を“好き”になる感情というものを知ってからずいぶんと変わったと思う。

たったひとりの女の子のために、悩んで行動するなんて前までなら考えられなかった。

いつの間にか美奈子の部屋の窓の下にたどり着いた夜天は彼女の携帯を鳴らす。
『も、もしもし!』
「もしもし」
『夜天君!?どうしたの?』
「……用がなきゃ電話しちゃいけないわけ?」
『ううん、そんな事ないわ。あ、お仕事終わったの?』
「うん」
『お疲れさま、夜天君』
美奈子がくれるこんな些細な言葉がたまらなく嬉しい事を彼女は知らない。
「ありがと」

夜天が小さくくすりと笑ったことを感じた美奈子が嬉しそうに微笑んだその時、携帯越しに夜天以外のよく知った声が耳に飛び込んできた。
『おい…こんなところで何してるんだ?』
「え?アルの声?」
つい先ほどまでそばにいたはずの相棒の声が聞こえた美奈子は窓を開け放つ。
「『夜天君!?』」
「「美奈、声でかいよ」」
一人と一匹に注意されて言葉につまる。
「すぐに行くから」
「階段から落ちないように」
「だーいじょぶよ」
美奈子は窓を閉めると急いで部屋をあとにする。

「あれ?アルどこ行くの?」
塀の上を歩き始めたアルテミスに夜天は声をかける。
「夜の見回り」
「ひとりで?」
「そうだよ」
「気を付けて」
「夜天こそ、こんなところマスコミなんかに撮られて美奈に迷惑かけたら許さないからな」
「うん。分かってる───ありがと」
「ふんっ」
アルテミスは素っ気なく答えると真っ白の尻尾を振って夜天の視界から消えると同時に、玄関の扉が開き美奈子が慌てたように出てくる。
「お待たせっ!あれ?アルは?」
「見回りだってさ」
「え?ひとりで?」
自分と同じ反応の美奈子に夜天はくすりと笑うと彼女に柔らかな笑顔を見せる。
「公園、行こうか?」
「え?うん」
美奈子が頷き、二人はゆっくりと歩き公園に向かった。
道中、会話はなかった。

公園につき、美奈子がブランコを漕ぐ。
夜天もブランコに腰掛けるがそのままじっと座ったままでいる。
「ねぇ、夜天君」
「なに?」
「あたし、夜天君の事、大好きなのよ?」
「……うん。知ってるよ」
「好き、なの」
「うん」
「……っ」
「……」
「ふふふっ」
「…何笑ってるのさ?」
てっきり「夜天君はあたしの事好き?」のような言葉が出てくると思っていたのに、突然笑い出すとは予想外で思わず怪訝そうな眼差しを向けてしまう。

「ふふっ、なんでもなーい」
勉強会の時にみんなが言っていた事を夜天に言おうかと思っていたけれど…。
きっと言っても「そんなわけないでしょ…」って言うに決まっているだろうから、彼にはヒミツにしておこうと決めて、美奈子は立ち上がり全力でブランコを漕ぐ。
「危ないよ」
「だーいじょぶっ!ブランコの女王と言われたこのあたしにかかれば一回転も夢じゃないわ!」
「こんな公園のブランコで一回転なんて無理に決まってるでしょ!バカなの!?」
「やーね。さすがに冗談よ」
楽しそうに笑いながらブランコを全力で漕ぐ美奈子にがっくりと項垂れる。
「まったく…」

やがて満足したのか美奈子がブランコを漕ぐのをやめた。
「ふぅっ」
「楽しかった?」
「うん」
「そう、良かったね」
「うん♪」
そう言って笑顔を見せる美奈子に敵わないなと思う。
いつだって自分は美奈子のお日様のような笑顔に弱い。

「ねぇ、美奈」
「ん?」
夜天は静かに彼女の名前を呼び、視線を空へおくる。
つられるように美奈子も空を見上げる。
そこには満月まであと少しの、明るい月が浮かんでいる。
「明日か明後日には満月かしら?」
「確か明後日だよ」
「そうなんだぁ」

「美奈」
視線は月へ向けたままもう一度、彼女の名前を呼ぶと「なぁに?」と答えがある。

「“月が綺麗だね”」

意を決してそう口にすると、美奈子からは「うん!」と元気な返事があった。
(やっぱり分からないか…)
少しだけ残念に思いながら隣をちらりと見ると、月を見上げる彼女はとても綺麗で…。
(君は知らないんだ。僕がどれだけ君を好きなのか…、“月野”の守護星である“月”を見上げる姿にさえ嫉妬してるなんて知らないんだ…)

夜天は静かに立ち上がり、美奈子の背後に回るとそっと彼女の視界を手のひらで遮る。
「っ!」
「そろそろ帰るよ」
「えぇっ…夜天君から月が綺麗だねって言ったのに、もう帰っちゃうの?」
「そう、あんまり遅いと家族が心配するよ?」
「うーっ…」
「ほら?行こう」
夜天がそのまま視界を遮っていた手で美奈子の手を取ると、そのまま彼女を引っ張り歩き出す。
「夜天君///」
「なに?」
「手、いいの?」
いつもは美奈子が自分から夜天の腕に自分の腕を絡めることがほとんどで、自分から手をつないでくれる事なんてほとんどないのだ。
「僕が繋ぎたいから、いいんだよ」
そう言って優しく微笑む笑顔は美奈子しかしらないものだ。

「夜天君」
「なに?」
「大好き♪」
「知ってる」
「うん」

───これが夜天君の愛情表現。これがあたし達の“愛の形”






あとがき

ウラアサ様への相互記念として半ば強引に押し付ける形で書きました。
夜美奈で『付き合い始めてからの二人でいくら聞かれても絶対に好きとは言わない夜天君と、言わせようと頑張る美奈。失敗に終わるけれど、はたから見ると好きオーラ全開の夜天君』とのリクエストでした。
あまり美奈を頑張らせられませんでしたが、気付けば内部CPを巻き込むと言う暴走っぷり。

私の勝手なイメージですが、夜天君はライツメンバーの中で一番「好き」と言わないと思います。
はじめは、美奈が「そんなに言いたくないならもういいっ」て拗ねて、夜天君が「あー、もう…」みたいな感じで言わせてみようと思ってたんですが…
感情的になって、ヤケみたいは言わないだろうと思い「月が綺麗ですね」のネタを投入…

美奈はきっと知らないだろうと思って…次の日にでも「仕事が終わってから夜天君が会いに来てくれたの♪」ってみんなに話をして、その時に亜美ちゃんとレイちゃんにそれを聞いて照れてるといいと思います!

ウラアサ様、こんなのでよろしければ、ぜひ貰ってやってくださいm(_ _)m



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