亡骸の光で愛していける
君の体温から花が香った
沈黙のカルマと手向ける
憎しみと胸をついた言葉
音のない夢は愛せないの

私だけがお前の痛みを知る
今なら孤独ごと許せる
慕情しだれ君を撃つ
楔に深紅を、祈りに花束を
誰も知らない君でいて
物寂しいエーデルワイス
許されたなら口づけを

温かな幻想を抱きしめて
ありふれた嘘で引き裂くならいっそ裏切りを

どれが優しさで、どれが痛みだったのか、もう分からなくなってしまったよ。そう泣きそうに笑う君の顔が霞んで見えた。伸ばした手で描く輪郭が君のものであればいいと願う。歪む視界に柔らかな白が映る。なかなか不毛だろう?微かな弧を刻むそれに僕の失せた腕が触れた。大好きだよ、唇が紡ぎ動く。僕が溶けるのか、世界が溶けていくのか、音のない闇に沈んでいく。微かに触れられた頬は命の炎だった。さようなら、どうか迷わないで。置き去りの言葉だけが溶けずに残る。(愛情の中で融解死)

流されていく過ちとこの痛み
癒せない胸の痛みが君の存在を告げた

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