炭酸をイメージした夏のお題(ペトリ)
お題ボット【milk】(@milkmilk_odai )さんの夏のお題をうちの現パロペトリで書いてみました。
140字前後×5つで、内容的にも繋がってます。
ちなみにペトラちゃん→→→(←)リヴァイさん的な、これでもまだお付き合いしていないふたりです。




1.弾け舞い上がる恋心

きっと梅雨明けの強烈な日差しのせいだな。「…ホントにいいんですか?」「誘ったのはテメェだろうが」「後から気が変わったとかダメですからね!針千本飲ませますよ!」嬉しそうな脅し文句はちっとも怖かねぇ。こんな男と海なんか、俺も何で行くと言ったのか。炭酸の泡のような入道雲の下で何か弾けたのか。


2.ビーチの君は刺激的

思っていたよりメリハリのある曲線からのすらりとした脚、布の面積がやや少なめな明るい花柄のビキニ…「おかしいですか?」思わずマジマジと見ている俺に不安げに問うのに前屈みはやめろ。よりくっきりとした谷間に視線も言葉も奪われちまう。


3.『好き』を爽快感と一緒に飲み込んで

「海は子供の時以来なんです。次来る時は好きな人と…リヴァイさんと来ようと思って」臆面もなく『好き』だとか言うコイツを前に何か言える訳でもなく、ビール以外の炭酸を久々に流し込んで黙り込む。口の中に残った甘さが飲み込みきれなかった言葉のようでいやに気になった。


4.しゅわしゅわと湧き上がるのは欲望かそれとも

水着から踝までのワンピースに着替えて体の線もだいぶ隠れた筈なのに、むき出しの肩からの身体のラインが容易に脳内で思い描ける自分にほとほと呆れ、コイツはそんなことに気付きもしないから俺に微笑み掛けるんだろうとも思い…気付かれないようにと願うのはどうしてなのか。


5.儚い一瞬だとしても

車の助手席で道端に停まった事にすら気付かずに呑気に寝こけるコイツは、誰と一緒でもこうなのだろうかとふと考えて、恋人でもない俺が心配することじゃねぇだろと思い直す。なのに今は俺がコイツの一番近くだという手前勝手な想いを言葉にしないまま口移した。







相変わらずお題に沿っているかどうかな感じでして…お題から連想した話ということで;
リヴァイさんハッキリしろよ!と書きながらずっと思ってました(笑)
とりあえず海に行って帰ってきたというのが分かるといいなぁ^^;



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