ハッピービーンズデー 4



※ブラウ、アズール、ジャック 視点



「武器も回収したことだし、そろそろ合流したいところだけど」

「ん? あんたは・・・・・・」
「ああ、ブラウさん! 貴方と合流できるなんて!」
「アズールと・・・・・・えっと、ジャック・・・・・・だったか?」
「うっす」

「あんた、一人でそんな装備揃えたんスか」
「分かりやすい罠に嵌ってくれたおかげでね」
「さすがブラウさん、僕たち頭脳派の鑑ですね!」
「はいはい」
「・・・・・・」

「ところで、お一人でしたらせっかく合流できたことですし、是非一緒に行動いたしませんか?」
「確かに、3人なら戦力も安定するだろうし」
「ああ、それは願っても無いことだよ」
「それは良かったです!」

「とはいっても、結局俺も遠距離型だけどな。運動できるわけでもないし」
「何言ってるんですか、貴方充分運動神経いいでしょう。ブラウさんまで僕への嫌味ですか」
「そんなこと思ってない、卑下するな」
「成績も中間だし、充分できてると思いますけど」
「何で知ってんだ」
「成績表見てるんで」
「ああ、そう」

「まあどっちでもいいよ。頭脳派随一のアズールの作戦通り動いてやる。好きにしろ」
「ふふ、お任せください。絶対にこの勝負、勝利してみせますとも!」