【転生主に質問!その4: -毛髪編- 】


梔「わからない…何で毛髪に興味があるのかわからない…」
九「…世の中変な人もいるから…」
梔「うーん…否定できないね」
九「ほんとにね。あなたの毛髪なんて、すべて抜けてしまえば後はどうなっても構わないのに」
梔「すべて抜け落ちたら、後はどうにもならないんだけど…」




●梔子先生に質問です。その素敵なふわふわヘアーは天然ですか?それとも美容室ですか?

梔「フツーに床屋です」
九「ふわふわヘアーって。確かに風になびいてふわふわしてるけど…プッ」
梔「なんか笑われたんだけど…。あいにく、九ちゃんみたいに自分で切っちゃうようなワイルドさは持ち合わせてないし、美容院なんて値が張るような店には行かないよ。床屋で十分」
九「なにそれ…。忍なら自分で切るのが正解なんじゃないの?おれ的にはなんで刃物持ってる相手に後ろ首さらして平然としてられるのか理解できないんだけど」
梔「うわ、言いえて妙だけど殺伐とし過ぎだよ。たかが散髪くらいで…」
九「たかが散髪でも、こっちは生き残りをかけた戦争なんだよ」
梔「え、不憫…」
九「黙れよ」




●先生に質問!髪の色は何色ですか?

梔「深縹色だよ」
九「コキハナダイロ、ってつまり何色だよ。わかんないんだけど」
梔「簡単に言うと紺色みたいな感じ」
九「じゃあはじめからそう言えっての」
梔「かっこつけさせてくれてもいいじゃない。因みに君は金髪だよね、くすんでるけど」
九「栄養状態が良くないから綺麗に発色しないんだよねー」
梔「ふーん、ちゃんと食べられるようになったらいいね」
九「ニヤニヤすんのやめろ、死ね」
梔「だが断る!」




●転生主さんは何シャンプー派ですか?私はパンテーン派です。

梔「え?ごめん。まずパンテーンがわからない」
九「あ、懐かしいなパンテーン。これ商品名だし伏せ字にするべき?」
梔「もう遅いから大丈夫」
九「こっちにはないんだよね、パン〇ーン」
梔「俺の意見は丸無視ね…」
九「シャンプーとコンディショナーなに使ってんの?」
梔「えー…その日一番安いやつ」
九「はい、終了ー。この人に聞いた質問者がバカでした」
梔「やめてくれない?俺絡みで質問してくれた人の悪口言うの」
九「でも手入れしてない割りにはサラッサラだよね」
梔「痛い!痛い!引っ張るなよ抜ける!」
九「あ、かなり抜けた」
梔「ちょ、ハゲたらどーしてくれんの!?」





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