後書き しおりを挟むしおりから読む目次へ と、いう訳で。 ずいぶん長いこと続いて来ました『瀬戸と曽根』シリーズが完結致しました！ ここまでお付き合い下さった皆さま、本当にありがとうございます。 とはいえ、まだお約束の番外編が残っておりますので（2009年4月末現在）、まだ瀬戸たちを書く機会は残っているのですが。本編は、これでおしまいになります。 『瀬戸曽根』の構想が降って湧いたのは忘れもしません。2007年の夏のことでした。当時、すっかり高校球児に心を奪われていた私は、とにかくキラキラしい青春物を書きたくて(笑) そうして出来たのが、本シリーズの一作目『瀬戸と曽根』でした。 本来ならその一作で終わる予定だった彼らの話がここまで増えたのは、ひとえに皆さまの温かいお言葉のおかげです。そして皆さまに見守られて、瀬戸たちも無事卒業することができました。本当にありがとうございます。 今後の『瀬戸曽根』に関して、お約束の番外編以降の話は、今のところ書く予定はありません。余程いいネタがない限り、書けないかなと思っています。元々が単発で終わる予定の話だったもので……本当にいつ終わってもおかしくなかったんですよね。だからこそ、こんなに長く書けたことに本人がいちばん驚いていたり(笑) 勿論、当サイトでの企画等でリクエスト下されば、また検討したいとは思いますが。しばらくは完結していない他のシリーズの執筆に専念したいと思っております。ご了承下さい。 長い物語の最後の最後までお付き合い下さって、本当にありがとうございました。この作品を読んで、少しでも『恋っていいよねー』とときめいて頂けたなら、作者としてこんなに嬉しいことはありません。 瀬戸たちの話は終わりますが、水瀬はまだまだ書き続けますので。ご縁がありましたら、他の作品でもまたよろしくお願いします。 六人を可愛がって下さって、本当にありがとうございました！ 2009/04/28 水瀬まつり |