THANKS BOOK | ナノ
6
「あっははは!!!」

「ユチョンのばかぁ〜!!」


とうとう泣き出してしまったジュンスをギュッと抱き締めると、オレの胸をグーで殴ってきた。


「ごめんっ!」


謝っても「まだ顔が笑ってる」と言われて許してもらえなかった。

それでもオレはジュンスを力一杯抱き締めて「ごめんね」と言った。
ホッと息を吐いたジュンスは、オレの背中に腕を回して服をギュッと掴んだ。


「そんなにお化け怖かった?」

「ううん‥」


あれ?お化け怖くないの?


「ユチョンが‥‥、ユチョンが居なくなるのが嫌!」


ジュンス‥‥


「行くときは一緒がいい!!1人は嫌だ!!」


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bac

















































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