アトガキ
こんにちは。管理人のゆう子です。
『シャープ』完結いたしました。
“シャープ”は楽譜などでよく目にします“#”です。
半音あげるという意味のアレです。
今回、実は幼馴染だった源田と主人公の関係が音が半音上がるのと同じで少しだけ進展します。
始まりは総合学習でのレポート。高校生設定だったのですが、高校生ってこんな事するんでしょうか(笑)
そのレポートには一枚以上幼少期の写真を載せなければなりません。
佐久間が持ってきたのはサッカーの大会で優勝した時の写真。
主人公は引っ越す前に撮った近所の子(=源田)との写真。そして源田も同様。
佐久間が源田の手から写真をもぎ取り、面白半分で見ると、なんと主人公と全く同じ写真。
源田はその日の朝、夢を見ました。
小さい頃の夢で、記憶の中でぼんやりとしか思い出せないようなそんな夢。
誰か小さい女の子が泣いています。自分と離れたくない、と。
そんな少女に源田はいつか自分が会いに行くと約束をします。しかし約束の相手が一体誰であったのか、思い出す事は出来ませんでした。
しかし、写真のおかげで彼は自分が会いに行くと約束したのは主人公であった事を思い出します。
12年間封印(というより半分忘れていた)してきた想いが源田の中で大きくなっていく中、佐久間の誘いでサッカー部のマネージャーとなった主人公もまた、自分の中に源田に対する特別な思いがあることを悟ります。
生徒会長という責務を果たしながらも、もはや天性のものとも言える要領の良さで彼女はマネージャーの方もしっかりと仕事をこなしています。
そんな中、生徒会役員(書記)の山下も、主人公に対する想いを大きくしていました。
彼は主人公に憧れ、好きになり生徒会役員として主人公に近づきます。
しかしアプローチをするも、一向に自分の思いに気付かない会長。
彼は焦っていました。彼の帝国学園での生活はもう残り少なかったのです。
ラストでは転校する事にした、と本人は言っていますが、もうすでに彼の転校の話は主人公を襲うよりもずっと前に決まっていました。
だからこそ焦ってあのような行動にでたのでしょう。
源田と主人公は佐久間の手助けによってめでたく恋人となりますが、佐久間も実は主人公の事好きだったり…(笑)あと鬼道も。
というような感じでした。長々と申し訳ありません。ここまで読んで下さってありがとうございます。
源田と主人公のその後、やら小学生のときの話やらいつか書きたいなとおもいつつあとがきを終わらせていただきたいと思います。
ここまでこれたのも、皆様のおかげです。
ありがとうございました!!
これからも頑張っていきますので、応援よろしくお願いします。
管理人ゆう子
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