目の前にいるのは



「会長…」

『ちょ、何やってんの山下…』



俺は先輩を呼び出した。
俺の物にするために…

そして、床に押し倒した。


「会長、この間聞きましたよね。恋したことがあるか」

『聞いたけど、』


俺会長の事が好きだったんです。」


『は…?』


やっぱり…
この様子だと気づいてなかったんだ。

まぁ、会長鈍感だからなぁ…



「源田先輩と付き合うって聞いて、本当に悔しくなりました」

『だからこんなことするの?』


「はい。







子供作っちゃえば、源田先輩だって
会長に手、出せないでしょ?」


『っ!!
イヤ!!は、なして!!!』

「無理です」



今頃自分の身の危険を感じたんですか…
もう遅いんですよ

俺は男で、あなたは女。



先輩のブラウスに手をかける
そして、思いっきり引っ張った


四方に広がったブラウスのボタンが視界に入る。
そして先輩の下着が見えた。


『やめて、山下ッ!!!』

「だから、無理ですって」

『イヤだ!!幸次郎!!!』

「っ!!」


その名前を呼ぶな!!
今目の前にいるのは俺だ!!

何であなたは源田先輩がいいんだ!!

俺じゃ駄目なのか!!?



『幸次郎!!助けて、幸次郎ーーー!!!』






「てめぇ何やってんだ!!!」






生徒会室の扉が開いた。
そこに立っていたのは、さっきから会長が読んでいた人物。





源田幸次郎だった。






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