史上初


鬼「…」


部活に来たはいいが、まだ誰も来ていない。


鬼(風…涼しいな…)



今では自然にまで感覚がいくようになった

前よりサッカーに対する思いも随分変わってきたように思える



鬼(名前…のおかげか…)
















『わっ!!!』


鬼「うおぁあぁっ!!?」


『ビックリしたぁ?』


鬼「名前?」




ぜんぜん気づかなかった…

名前の後ろで源田が爆笑している




源「驚いてる鬼道とかマジレア」

『だよね〜いっつも鬼道君眉間にしわがよってるんだもん』




余計なお世話だ…

佐「お前達何してるんだ」

源「おぅ佐久間。」



『佐久間君聞いてよ〜今ね…』


鬼「…!!ばっ……やめろっ!!名前っ!!」


佐「なんだなんだ?」

源「あっははは(爆笑)マジでお前鬼道?」



鬼「うるさいっ///」

『鬼道君かわいい〜』

源・佐「「かわいいぞ、鬼道君〜」」







鬼「〜〜〜!!!お前ら…練習に戻れっ!!」



『戻れも何もまだ始まってすらいないよ?』

鬼「う…」




こいつら…俺をおちょくって楽しいのかっ






鬼「今から練習を開始する!!!!源田と佐久間はグラウンド20週!!そのほかの奴は10週しろ!!!」






源「うっげ、何で俺達だけなんだよ!」


鬼「自業自得だ」




佐「源王…いくぞ」


源「…いくか…」



渋々走りにいった2人を見てまた名前は笑った。





俺を驚かせた史上初の人間、名前




そして…















俺が好きになった史上初の人間





本当…お前には完敗だ

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