※6月21日昼の14時頃に起きた実録ネタです。
※太一さん=私
※モブおばちゃん登場します


「やべぇ!間に合うかコレ!?」

 時刻は昼の14時。約束の時間も昼の14時。完全遅刻である
 寝坊した上に大から「今日お前の家泊まっていい?」というメールが来て慌てて大掃除をしたことで、家に出た頃には集合時間ぴったりだったという
 幸いにも大も寝坊したらしく「今から大学行くわ」とメールが来る。
 俺の家から大学までチャリで10分程度、大は車で5分弱。少しでも差を縮めようと最初から全力でこぎだした

「あー先週のママチャリレースで4時間使ったからなぁ、後輪になーんか違和感が…」

 なんて言いながら細い一本道に入りだす。微妙に近道な代わり、細い故に車と接触しやすいところである。
 とは言え、しっかりと左端で走行していればぶつかることは…ッ!!

「うわぁあっ!!?!?!」

 キキィイイイッ!!!

 ガァアンッ!!

「痛ててッ」
「大丈夫ですか!?」
「あ、はい…なんとか…」

 事故った…嘘だろぉ…
 不幸中の幸いは俺自身の怪我は足の打撲と擦り傷程度
 車のタイヤと自転車のタイヤがぶつかって、その勢いで倒れた際にペダルとかにぶつかったのだろう

 見事に前輪がひん曲がって、走行不能状態になっちまったが…うん、人身事故に発達しなくて良かった。
 相手の車は…あぁ、前の部分がぶつかってちょっとズレた感じか? アレって修理費どんぐらいかかるんだろう

「あぁ、擦りむいて…っ!痛くないですか?大丈夫です?」
「えぇ平気です。そちらは大丈夫ですか?衝撃でどこかぶつけたとか…」
「私は大丈夫です。とりあえず、このままだと通行の邪魔になるので、一旦車と自転車をずらしましょう」
「そうですね」

 その後俺と車の運転手―Aさんとしよう―は自転車を事故現場のところに置き、交番へとむかった。
 ちなみにこのとき大に連絡したところ、どうやら俺たちがやる予定だったものが中止になり、大学に行く時間が4時へと変更になったようだ。


 ****


「八神くんとAさんですね。書類が出来ましたので、一度現場に向かってどうして事故になったのか検証しましょう
 10分もかからない程度なのですぐ終わります。あと、八神くんはこの後時間あるなら一度病院に行った方がいいですよ」
「でも、打撲と擦り傷程度だし…」
「万が一のためだよ。もしこの事故が原因でどこか痛めてたら問題だからね」
「はぁ。それじゃこの後行きます」
「私が乗せていきます」
「お願いします」

 この後の現場検証も順調に進んだ。事故原因は運転手の前方不注意。
 細い一本道だけど、本来車は左に寄らないといけないのだがAさんは右寄りで走行し衝突したということになった。
 自転車は警察署に一時預け、俺は病院に行くことになったのだが…

「ごめんね太一君、病院の前に一度寄りたいところあるの。いいかしら?」
「え?えぇ、いいですよ」

 Aさんの自宅はこの近くにあると聞いていたので、恐らく一度自宅へ戻り色々準備をするのだろうと思っていたのだが…、これがのちの恐怖の体験になるとは思いもしなかった。



実録ネタです。
ガチで事故りました。ほぼ忠実に再現してます。
合間に両親に電話したりなどしてますが、その辺りはカットしてます。ちなみにこれは序盤です。次からがネタにしたい部分です。マジ怖かった


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