登場人物




柊 蒼輝(ミズゴロウ♂)

 ポケモンになってしまった記憶喪失の元人間。右足に最初から持っているビーズで作られたブレスレットをつけている。
 口が悪いが正義感は強い。曲がったことは好いていない。他人(とくにリフィネ)を馬鹿にする節がある。女(♀)だからといって容赦はなく、性別については全く気にしていない様子。
 自己嫌悪に陥ることが多い。何か根拠がない限り、「自分を信じる」ということをしない。精神的には弱いところがある。
 とてつもない潔癖症。1つの埃も許さず、ダンジョンでも泥の中を歩くのを嫌う。いきすぎてメンバーにひかれることもしばしば。本人は全く気にしておらず、寧ろ「『ベテルギウス』のメンバーはもっと清潔を心がけるべき」と言っている。

 蒼輝の夢に出てきた女性は既に他界。もう1人がまだ自分の生まれた世界にいることを信じ、何とか会う方法を探している。


リフィネ・カミューズ(チコリータ♀)

 蒼輝を救助隊に誘った張本人。災害に巻き込まれて助けられ、救助に憧れをもつようになり、救助隊になろうと考えた。
 とても明るい性格。真っ直ぐで、思いやる心が強い。戦闘はあまり好まず、戦闘能力はほぼない。とても涙もろく、すぐに泣いてしまう。怒りっぽいところがあり、翡翠に大抵は宥められている。
 疑うことをせず、誰であろうとすぐ信じようとするので蒼輝には度々心配されている。
 シィーナから「異常」と言われるほどの味覚音痴。「リフィネ特性ソース」という激辛のソースをかけて食べ物を食べる。


翡翠(フライゴン♂)

 『ベテルギウス』ができてすぐに入隊を希望した。唯一人間の頃の蒼輝を知っている。
 常に敬語で、柔らかい物腰で人に接する。笑顔をほぼといっていいほど崩さない。誰かのフォローをするのは得意で、メンバーを手助けしている。『ベテルギウス』の中で1番強いとされている。
 過去に蒼輝の友人に助けられた。しかしその友人を死なせたことを自分の罪≠ニして重く受け止めており、そのため今は蒼輝に忠誠を誓っている。


シィーナ・ハピュト(トゲチック♀)

 空腹で倒れていたところを助けられ(?)『ベテルギウス』に入隊した。実はいいところのお嬢様らしい。
 女性に関わらず、一人称が「ボク」。のんびりとした口調で話し、声を荒らげることはなかなかない。蒼輝からは「ガキ」といわれている。戦闘力は蒼輝と同レベル。かなりの大食い。木の実20個でお腹は満たされないらしい。
 自己嫌悪に陥ったときに蒼輝を叱咤することが多い。いざという時はチームを引っ張ている。


カイア(色違いのカラカラ♂)

 賊のような者に絡まれていたところを助けられ、そのまま『ベテルギウス』についていっている。子どものため、体は小さめ。
 全くといっていいほど喋らない。蒼輝に懐いているようで、ちょこちょこと蒼輝の後ろをついていっている。リフィネとは反りが合わないと思われているが、カイア自信は何とも思っていない。
 潜在能力はかなり高い。人の感情を読み取るのが上手く、地図の読み取りが常人をはるかに超えている。


 

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