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memo

Season Summerを、見た。

OP開始数秒から涙が止まらなかった。ずっとずっと、あの日のブルライから待ちわびていた景色が広がることがこんなにも嬉しいだなんて思わなかった。天馬に向けて恭しくお辞儀をする瑠璃川の横顔が、勝気な瞳がもう愛おしくて仕方なかった。
まだどことなく、他人行儀な、敵意すら孕んだ大人びた幸くんと再会するのは実にエースリーを始めた夏以来で、なんだかくらくらした。それなのに時折優しく目元を緩めたりするものだから軽率に心が死んでしまう。あ、わたし、この生き物のことめちゃくちゃ好きなんだ、と何度も思った。

個人的に一番すきだったのは天馬に向けてキレる時の「〜だよ!」の言い方だった。

EDで「しあわせ」という単語を歌った瑠璃川にまた改めて涙腺をぶっ壊されて、噛みしめれば噛み締めるほどどうすればいいかわからなくなる。おそらく2幕23話とかWater me!千秋楽最後の台詞とかを聞いたら立っていられるか正直わからない。

EDの画像を見ながら、改めてフラ中の制服って可愛いなと思い至って、それから雨の中で傘を持ってる幸くんを見ていたらなんだかもう何も考えられなくなってとりあえずひとつ雨に関する短編を書いた。わたしは瑠璃川幸を語る上で「雨」が外せないテーマなのすごくすごく好きで、どのくらい好きかというと毎日使っている香水をそのために雨の香りにしているくらいです。

もはや何を言っているかもわからないし何を言うのが正解かもわからないのだけれども、とりあえずとても幸せなので、この気持ちをくれた瑠璃川幸と、夏組のことを今年も変わらず愛していきたいです。春夏秋冬それぞれ、違う形の愛が存在していると思っていて、夏組の中に混在している愛は一番恋に近くて、きらきらとでもごつごつとしている気がします。掌の上から止めどなくしゃりしゃりと宝石が溢れていくような、美しいのに一瞬の刹那的な物悲しさを携えている。だから夏組が、瑠璃川幸のことがすきです。
2020.05.23 23:33


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