どうか、どうか、愛しい
君
に幸を
まるで、泡になって消えるように
幾千億もの闇の中で、孤独と共に過ごした
何もかもが、私を置き去りにして、
涙など、とうに枯れ果ててしまったの
触れることさえ許されなくて
その優しさがとても苦しいのよ
もうすぐ消えてしまうのに?
本当に、あなたは、変わらないのね
愛してくれてありがとう、陽だまりのような君
さようなら、アドルフ
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