どうか、どうか、愛しい
君
に優しい眠りを
幻想はいつしか渇望へと変貌した
あの日の貴女は、今も、そこに居ますか
会いたかった、ずっと、貴女に
――逃げる腕を捕まえて、僕は貴女を傷つけた
もどかしくも届かない距離
その涙を拭うことすら出来やしない
変わらぬ姿は奇跡のようで、
ただ側に居られる事がこんなにも嬉しい
いつしか、あの日の『貴女』は、大事な『君』へと変わっていった
ありがとう、君に逢えてよかった
君と過ごせた日々は、あまりにも幸せだったよ
おやすみ、クロエ
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