サマナー審神者とまんばさん(Pixiv掲載分)
「なりませぬ、審神者様。この時代に座標を合わせてはならぬと聞いていないのですか」

この本丸において、初めて顕現したばかりの山姥切国広の初陣である。初めから決めていたという年号を聞いて、足下にまとわりついている狐は、考え直してくださいませ、とたしなめ続けている。しかし、審神者と呼ばれた男は全く聞く耳を持たない。着々と戦場に向かう準備を進めている。戦慣れした男だ、と山姥切国広は思う。わざわざ人間としての器を得たばかりの初陣として、政府が指定している時代を無視して指定するくらいだ。この男が生きていた時代に近いのかもしれない。顕現したときに流入してきた知識によれば、長らく戦争になっていない平和な時代なはずだが、海の向こうの国では戦争が絶えなかったという。もしかしたらこの男はそういったところで生きていたのかもしれない。そう思った。

「まずは敵を知ることが第一だ、違うか」

「たしかに一理あります。ですが、我々の目的は歴史改変者を討伐すること。この時代は歴史の分岐点があまりにも多すぎます。我々が歴史を改変してしまう危険性をはらんでいるからこそ、我々は立ち入ってはいけない。どうかおわかりください」

「俺が言いたいのは、敵を知りもしないで戦う方が危険だといってるんだ。相手は己が消滅するかもしれないリスクを背負ってまで戦ってるんだ。その原動力がなにか。おまえは知りたいとは思わないか、山姥切国広」

「俺、は、」

「ああ」

「あんたについて行く」

男は口元をつり上げた。

「いい返事だ」

こんのすけは大きくため息をついた。この男が審神者に着任するときいた時点で、いやな予感しかしなかったのだ。かつて政府にたてつくために江戸時代の先祖に呪詛を植え付け、子供が生まれるたびに歴史改変の事件を代行させ、そしていつしかその家は犬憑き狐憑きと恐れられるようになった。そして最大の特異点である、現在では審神者が派遣されることすら禁忌とされている時代に特大の歴史改変を起こした。その被害はさいわいその時代の先人たちのおかげで最小限にとどまったが、魂が砕けなければ体を転々として生きながらえる特異な一族の出の男である。毒をもって毒を制す。手元におき、かつて歴史改変をしでかした大犯罪人の思考をもって同じ犯罪に手を染める者たちの思考を読ませ、討伐に当たらせる、というのが政府の判断だった。よりによって、どうして私にお鉢が回ってきたんだろうか、とこんのすけはこれから待ち受ける困難の数々に頭痛がやまないのである。

山姥切国広の初陣は、20XX年の東京だった。

「ここは本当にとーきょーなのか?」

「そうだが?」

戸惑いを隠せない初期刀に、男は笑う。

「そんなにおかしいか」

「ああ、俺の中に入ってきた知識と違う。この時代は信仰が薄れて俺たちは力を発揮できないんじゃないのか」

「付喪神としてか」

「ああ」

「なるほど、政府はそういったところも管理しているようだな。こい、山姥切国広。おまえにいいものを見せてやる」

山姥切国広の中に入ってきた知識とは、あまりにかけ離れた環境が広がっている。彼らが転移したのは、大きなクレーターの真ん中だった。吐く息が白い。奇妙なほど粉塵の混じった黒い雪に埋もれた東京は、ただただ広がる廃墟だけの世界となっていた。

「なにがあった」

「それが知りたくて、時代を飛んだ奴らもいた」

「そうなのか」

「ああ」

「あんたもか」

「俺はもっとあとの生まれだ。でも、ここが俺の原点だ。覚えておくといい、山姥切国広。おまえがこれから切る相手は、どんな手を使ってでもこの光景を回避しようとしているやつらのあがきだと」

「なにがいいたい」

「何も知らないよりは、知った方が対策はたやすいだろう。それともなにか?その程度でおまえの切れ味は鈍るのか?」

審神者の問いに、侵害だとばかりに眉を寄せる。

「相手がなんだろうが知ったことか。斬ればいいんだろ。その程度で俺は揺るがない」

「そうか、ならいい」

満足げに笑う審神者の真意がわからず、しばらく見つめていたものの、彼はなにもいわない。ずっとここにいるわけにもいかないから、本陣に帰るぞ、と審神者はこんのすけが待ちわびる本拠地に戻ろうと提案した。納得いかないものの、うなずくしかない。ここちよい沈黙のまま、二人は真っ黒な雪が降る東京を歩いた。出迎えられた家臣たちを率いて準備を整え、山姥切国広は部隊長として遠征を開始した。男から提供される霊力の関係か、遠くに離れているというのに声が明確に聞こえてくる。

「いやな空気だな、囲まれていないか確認しろ」

「ああ、おまえのせっかくの初陣だ。泥を塗らないよう策は練るから、しっかり聞けよ」

「いいだろう。山姥退治なんて俺の仕事じゃないが、あんたの命令だ。斬るのが俺の仕事だ」

「いい返事だ」

口元がつり上がることに気づかないまま、彼は得たばかりの人の器に慣れるべく、鞘に手をかけたのである。






山姥切は血の気がひいた。

「おい、おい!なにがあった!」

「おかえりなさいませ!部隊長様がお帰りだ!審神者様のところにご案内しろ!」

「かしこまりました!山姥切様、どうぞこちらへ!」

「ああ、頼む。しかし、なんだこれは」

「審神者様からお話はなかったのですか?」

「あるにはあったが問題ないとしか聞いてない」

「さようでございますか。これは審神者様の使役する妖魔だそうでございます。部隊長様の遠征中に本陣に敵襲がありまして。我々の力が及ばないばかりに、審神者様が見張りにたたせると」

「あいつらは敵では、ないのか」

「はい、審神者様はあのような妖魔を使役する家系だそうでございます。まさかこんのすけ様の結界を突破する敵が幾人もいるとは、よほどの場所なのですね。お恥ずかしながら、平成の世は太平だとばかり」

山姥切は息を吐いた。初陣を勝利で飾り、戦利品を滑車で運んでいるなか、はるか上空に禍々しい妖魔がいるのだ。本陣の真上である。血の気がひくのも無理はなかった。

山姥切は案内役に礼をいうと、審神者のまつ野営をくぐる。

通信の最中、明らかな戦闘と思しき雑音が混じるのに、男は淡々と策を講じた。急に途切れることもある通信に嫌な予感がしていたのだ。聞けば敵襲があったというではないか、うっかり周囲の音まで送ってしまっていたかと男は不本意そうだ。淡々と状況をつたえてくる。おかげで初陣の勝利を喜ぶより早く戻らねばという焦燥がまさり、余計な負傷をしてしまった。


遠征をおえて帰還するとみな顔に明かりが宿る。怪我人であふれた本陣は騒がしい。せめて複数顕現させてからにした方がいい、とこんのすけがいったことが頭をよぎる。家臣に案内されては向かうと、そこには男がいた。怪我人の治療だろうか、湯をかかえて往来している家臣たちとすれ違う。腕まくりをして止血していた男は、治療の手筈をととのえていた。

「ずいぶんと早いな、山姥切。核の冬はお気に召さなかったか」

「なにをいってる!こんのすけの結界を突破するような輩がいるとなぜ言わなかった!」

「その程度で呼び戻す大将がどこにいる。なんだ、霊力に滞りがあったか?」

「そういう問題じゃない!」

「問題ないからいわなかっただけだ。あの程度梅雨払いにもならん。大将が深手を負っては示しがつかんだろう。ふむ、お前に与えられている知識には偏りがあるらしいな。俺に関する知識はないのか」

「ない。審神者や契約に関することはわかるが、あんたのことはなにもわからない」

「そうか、余計な徒労をさせたな、わるい。この程度で俺は死なん。安心しろ」

「やせ我慢はするもんじゃない」

「我慢じゃない事実だ。俺はそういう一族の出だ」

「なに?」

「詳しくはこんのすけにでも聞け。この体になる前、どういう扱いだったか知らないからな」

山姥切は唇を噛む。思わず掴んだ手に男は苦笑いする。

「せっかくの初陣なのにすまんな、さあ帰ろう。酒盛りと行こうじゃないか」

「いい」

「おいおいどうした?」

「そういう気分じゃない」

「そういう問題じゃないだろう、部隊長がそんなんじゃ示しがつかん。ああ、そうか。その前に手入れが必要だな。はは」

「写しの俺に手入れなんて必要なのか」

「くだらんこといってないで、さっさと鍛冶場にいってこい。こっちは宴の準備でもしておく」

「だからそういう気分じゃないといってる」

「それだけ話せるなら、手入れすれば大丈夫そうだな。ほら、いってこい」

こんのすけが本丸に転移する準備にとりかかっているらしい。怪我人の輸送が先だ。宴と聞いて本陣はにわかに浮き足立っているように見える。審神者に背中を押され、山姥切はしぶしぶこんのすけのところにむかった。








@この時代に座標を合わせてはならぬと聞いてはいなかったのですか、とこんのすけは呆れ顔である。「俺が誰か知っていながら審神者にしたやつが悪い」探すのに苦労いたしましたとも、魂が砕けなければ体を転々とし生きながらえる反逆者を。「天使どもに屈した奴がなにをほざく」屈したなど人聞きが悪い。私たちは日の本のために務めを果たすまでのこと。これはいつまでも変わりません、今も昔もこれからも。「なら犬になれ」狐ですが「異界にいく術だけは廃れずにすんだか」あなたのような歴史改変者を討伐するためにお役目が変わりましたがね。「くだらん」「おい、さっきからなんの話をしている」「昔馴染みだったから挨拶していただけだ、気にするな」「...そうは見えなかったが」「審神者か、くだらんことを考える」あなたが発端ですからね。「発端?」「くだらん昔話だ。いくぞ」「あ、ああ」「さてなにと合体させるか」「?!」

A「手入れなんざ必要ない」「うるさいさっさといけ。部隊長がそんなんじゃ示しがつかん」「...わかった」ガラッ「いらっしゃりござりませえ!」バタン「おい」「どうした、腕は一流だぞ」「おい」

B「妖魔と合体だと...?!」「なんだ、俺に応じたからそんな気概があるのかと思ったが」「一応聞くが、なにと?」「一度で終わるとでも?」「やっぱりいい」「シルフとウンディーネとサラマンダーか、他のやつ4本に悪魔15体のコースもあるが。どっちにする?」「俺はやるとは一言もいってない!」

C「写しに手入れなんて必要か?」「つべこべ言わずにはやくいけ、悪魔と合体させんぞ」「それは断る」ガラッ「いらっしゃりござりません!」「その程度で傷が付くとは軟弱貧弱こんにゃくぅぅ!」バタン「おい、刀鍛冶はどこいった」「いるだろ」「おい」「俺に応じたから剣合体したいやつだとばかり」「こんのすけ、交代できないのか」「初期刀だから無理です」「」


D 「一応聞くがどんなやつと交わる?」「なんだ、やる気じゃないか(うれしそう)おまえがやる気なら今からでもシルフとウンディーネとサラマンダー用意するぞ」「聞いただけだ、やるとは一言もいってない!」
「あ、刀4本に悪魔15体のコースがよかったか。悪い、悪い。いまから準備してくる」「だから俺はそんなこと一言もいってない!いくら写しの俺でも誇りくらいある!妖怪と合体させられてたまるか!」 「スパルナと合体して出来た小狐丸とヤタガラスと合体して出来た備前長船に喧嘩うってるのか?」「違うそうじゃない、というかそいつらは俺と同じ付喪神なのか!?」





【2200】本丸雑談スレ328【年代限定】

1 981
ここは2200年代生まれの審神者と刀剣男士の雑談スレです。過去の年代生まれの審神者と刀剣男士は生まれた年代のスレにどうぞ。まずはここをみるんだ、話はそれからだ!→http〜 (wikipedia2200年代まとめ)ルールとマナーを守って楽しくデュエル!

・次スレは>>970、立てられなかったら>>980
・>>900辺りからもしあれば次スレのテンプレ相談して下さい

前スレ
【2200】本丸雑談スレ327【年代限定】


2 981
テンプレ
【2200】本丸雑談スレ【年代限定】専用過去ログ保管庫
http://〜

初心者審神者・刀剣男士質問スレ【2200年代限定】
http://〜
審神者・刀剣男士愚痴スレ【2200年代限定】
http://〜

3
>>1-2



4
ルールを守ってじゃねーよww


5
いやあペンデュラム征竜は強敵でしたね


6
やめろ!これ以上遊戯王スレにしてはいけない(使命感)しっかしあっという間だな


7
このスレにあるまじき消費


8
しかたねーよ、大事件じゃねーか

20xx年の歴史改変者一覧
http://〜

ここに上がってるやつが審神者になるとかww


9
演舞たのしみだなー(白目)


10
おいやめろ……やめろ……20xx年代のおっさんたちにぎょっとされんのはもういやだ


11
生きろって言われた俺の気持ちわかるの??


12
ま、まあ一応服役した訳だし、ね(諦め)


13
普通なら死んでるんだよなあ……


14
こいつのせいで俺ら19××年いけないんだよなぁ


15
大正ロマン大好きな俺氏泣き崩れる


16
わかる、わかるぞ!エログロロマン!


17
書生の格好したかったぐはっ


18
19××年好きとか変わってんな


19
審神者してる時点で歴史ロマン大好きなやつはいるだろ常考


20
よんだ?


21
レキシワカンナイヨー


22
日本史...うっ頭が


23
改変されまくるせいで日本史毎年改定だもんな、歴史改変者死すべし慈悲はない


24
おかげで浪人から審神者になれました(悲哀)


25
おかげで就職難民から審神者になれました(憤怒)


26
おかげで××年代の圧倒的審神者率よ


27
ワラエナイ


28
ほんとそれな(ニートの理由取り上げられながら)


29
ゆるすまじ歴史改変者(激怒)


30
政府は何考えてんだろ審神者とか


31
まあ普通に考えて死んでるはずだろ。やっぱあれじゃね、クローンとか


32
意外と俺たちと同じかもな


33
いやいや20xx年生まれが俺たちと同じはねーよ。まだ人間から生まれてるだろ


34
でもあいつテンプルナイトだったんだろ?俺たちのプロトタイプじゃね?


35
あっ(察し)


36
あっ(察し)


37
しかも葛葉だろ


38
分家とかならともかく本家だもんな


39
超絶エリート様じゃないですかやだー!


40
死んでも変わりはいるものな俺たちの上をいくエリート様じゃねーか!


41
おわたほんとおわた


42
死んでも死なないとか反則じゃないですかね


43
ただし説教部屋行きである


44
歴代最強の14代目に完敗して説教された歴史改変者がいると聞いて


45
39人の先代達に説教


46
14代目「やあ久方ぶりだね」


47
説教にまじる14代目


48
笑うしかない


49
ほんと審神者の研修で一番楽しかった講義だわwww


50
あんなん笑うしかないだろいいかげんにしろ!


51
真面目に頑張ろうと思いました(使命感)


52
あいつの動機もわかるっちゃわかるんだけどなー、今となっては当たり前だし


53
俺たちからすればなんでわざわざが先に来ちゃうんだよな


54
歴史の評価は後世が決めるってまじだと思いました(小並感)


55
俺らが同情しても屈辱じゃね


56
だから審神者?


57
あーなるほど


58
歴史改変者だったしな


59
この上ない屈辱だわなやだ政府怖い


60
死なない審神者とか使い潰しできるし最強じゃね?


61
ある意味歴史改変の先駆けだし、間違いなく見せしめ


62
ひえっ


63
やだ政府怖い


64
なお俺たちは絶対にできない模様


65
人工産に切り替わってもう××年か


66
前の俺は歴史改変を目論む反逆者でしたが、今度の私は審神者です


67
もう俺たちの世代はみんな人工産だしな、歴史改変は無理だわ


68
登録が抹消される模様


69
神隠し(物理)


70
だから専スレはいるんだよな


71
初めからなかったことにされるしな


72
前の世代にいえるわけないよな。下手したら歴史改変の道に堕としちまう


73
でもだからこそ交流楽しいんだけどな!前の世代はみんな自由だし、いろんなやついるし、楽しい!


74
大破壊さえ無けりゃあの時代に生まれたかったなー


75
ほんとなんでしくじったんだよ、あいつ


76
40代目「14代目には勝てなかったよ」


77
ほんとそれだから困るwww


78
刀剣男士に顕在させずに戦艦ぶったぎるとか、やっぱ昔の人はばけもんだよな


79
そりゃ刀剣男士たちもばけもん揃いになるわけだ


80
前の持ち主みんなチートだったから、刀剣男士にならなくてもよかったんだもんな。やっぱすげーわ昔の人


81
勝てる気がしない


82
そりゃお前、俺たちより霊力は間違いなく上だろ


83
比べる方がおこがましいって研修で習っただろ!いいかげんにしろ!


84
人工産の俺たちよりは霊力高いだろ常考


85
それでも慕ってくれるみんなが大好きだ!


86
ほんとそれな


87
涙出てくるよな


88
人間だけどお前らの前の持ち主である人間とは違うんだよっていいずらくてさ


89
言わなくてよくね?


90
わたしがなくからやめろください


91 :
ほんとこの悩みだけは俺たちの世代だけだよな


92
言えるわけないしなー


93
いいやつら程政府に反感抱くから困るぜ


94
歴史改変者になられても困るし


95
専スレ万歳


96
質問なんだが、お前たちの中で召喚士は普通なのか?


97
サマナー?葛葉みたいな?


98
まあ審神者だし、研修んときに適正診断はやったよ。微塵も才能なかったけど


99
悪魔召喚プログラムな、もってるよ


100
お、サマナーか?


101
ただプログラムで呼ぶのと儀式で呼ぶのとじゃ契約の拘束力が違いすぎるからな。刀鍛のがいいぜ、儀式って感じで


102
興味はあるけどセーフティないじゃん、あれ。プログラマー死んでるし


103
一応政府監修のもあるけど俺たち審神者だしな


104
忠誠度あげないと殺されかねない奴らとか怖すぎ


105
平安組あたりだとヌエクラスでも大混乱になるから無理だわ


106
なんで?ヌエって雑魚じゃん


107
ヒント:時代


108
ヒント:霊力


109
ヒント:刀剣男士も今より過去のが強い


110
ヒントが答えなインターネットはここでつね


111
でもいきなりなんだよ?


112
初心者審神者の初期刀なんだが、審神者に振り回されてる


113
お、質問か?なら質問スレいけよ


114
初心者審神者や刀剣男士の交流スレにするか?


115
専スレ立てる?


116
つか初心者審神者の初期刀がよくカキコできるなww


117
いや、いい


118
あー、初心者審神者だけどベテランサマナーとか?二足わらじか、すげーなお前の審神者


119
召喚士について調べたらここが出た


120
あー、前スレがひっかかったか


121
あいつ召喚士だもんな


122
振り回されてるってことは語りたいんだな?いいぜ来いよ!


123
また遊戯王スレになる前におなしゃす


124
わかりにくいから数字いれてくれ


125
サマナーか、審神者と二足わらじの時点で霊力ぱないな


126 : 96
こうか?


127
そうそう


128 : 96
とりあえず召喚士は普通ではないのか


129
審神者だからな。霊力はあるし兼任してるやつはいるだろうけど数はそんないないと思うぜ?


130
96の審神者は優秀なのは間違いない


131
本丸に悪魔呼んだりしてんだろ?すげー


132
まあベテランサマナーなら悪魔に頼りたくなる気持ちも分からんでもない


133
96の審神者どんなやつ?


134 : 96
写しの俺を初期刀に選ぶような変わり者だ


135
へー、サマナーってそっちいくのか


134
人によるんじゃね?


135 : 96
霊力に惹かれたのは事実だ。だが後悔してる


136
あっ(察し)


137
女悪魔集めてる系か?


138
マーラ様?


139
変態?


140 : 96
いや、妖魔を本丸に呼びすぎている


141
悪魔にたよりすぎだろwww


142
サマナーだから二足わらじとか?でも大変だなww


143
妖魔?ああ、悪魔のことか。別の依頼受けてるとか?


144 : 96
俺が顕在化してすぐの話だ。こんのすけと不穏な会話をしていたから、嫌な予感はしていた。

「この時代に座標を合わせてはならぬと聞いてはいなかったのですか」「俺が誰か知っていながら審神者にしたやつが悪い」「探すのに苦労いたしましたとも、魂が砕けなければ体を転々とし生きながらえる反逆者を」「天使どもに屈した奴がなにをほざく」「屈したなど人聞きが悪い。私たちは日の本のために務めを果たすまでのこと。これはいつまでも変わりません、今も昔もこれからも」「なら犬になれ」「狐ですが」「異界にいく術だけは廃れずにすんだか」「あなたのような歴史改変者を討伐するためにお役目が変わりましたがね」「くだらん」「おい、さっきからなんの話をしている」「昔馴染みだったから挨拶していただけだ、気にするな」「...そうは見えなかったが」「審神者か、くだらんことを考える」「あなたが発端ですからね」「発端?」「くだらん昔話だ。いくぞ」「あ、ああ」「さてなにと合体させるか」「?!」


145



146
おい


147
え?


148
  _人人 人人_
  > 突然の合体<
   ̄Y^Y^Y^Y ̄ 

149
ちがうそうじゃない


150
なにやってんの歴史改変者www


151
のっけから指定された時代無視してるー!?


152
さすがは歴史改変者やってることがむちゃくちゃだ!


153
つかこんのすけがなんかちがう?


154
そりゃ普通のこんのすけは無理だろ。元上司もってきてんじゃね?


155
まさかのお狐様である


156 : 96
待て……歴史改変者だったとは聞いていたが、こんのすけもちがうのか?お狐……?


157
補佐がお狐様とか贅沢だなおいwwよかったな、96。お前らと同じ分霊だぞ


158
ただし今は政府の狐www


159
歴史改変者もしょっぱなからキツイな!


160
それより合体ってなんだよ、いきなり


161
あー、たぶんあれだろ


162
刀同士で合体してるし発想は同じ?


163 : 96
やはり召喚士には当たり前のことなのか……?!


164
まあうんそうだよ


165
ヒノカグツチはロマン


166 : 96
やめろ


167
まさかの即レスである


168
あ、まさか


169
96にげて超にげて!


170 : 96
合体という不穏な言葉に俺はすぐ問い詰めた。

「妖魔と合体だと……?!」「なんだ、俺に応じたからそんな気概があるのかと思ったが」「一応聞くが、なにと?」「一度で終わるとでも?」「やっぱりいい」「シルフとウンディーネとサラマンダーか、他のやつ4本に悪魔15体のコースもあるが。どっちにする?」「俺はやるとは一言もいってない!」 「一応聞くがどんなやつと交わる?」「なんだ、やる気じゃないか!おまえがやる気なら今からでもシルフとウンディーネとサラマンダー用意するぞ」「聞いただけだ、やるとは一言もいってない!」 「あ、刀4本に悪魔15体のコースがよかったか。悪い、悪い。いまから準備してくる」「だから俺はそんなこと一言もいってない!いくら写しの俺でも誇りくらいある!妖怪と合体させられてたまるか!」


171
wwww


172
ウンディーネのなにが不満だ96!


173
まさかの4大元素。なんか鬼とか天狗とか想像してたわ


178
鬼娘と聞いて


179
馬鹿、そこは天狗だろーがよ!


180 : 96
奴らは男しかいないらしい。女を誘拐するらしいな


181
あっそれいいな


182
なにか問題ある?


183
ソレナンテ・エ・ロゲ


184
96は今すぐ鬼と天狗の繁殖について聞いてこい


185
おまえらwww


186
バカwwwwwww


187
なんで政府はこいつら消さないんだろう
その方がずっと世界は綺麗なはずなのに


188
それは前から俺も考えてたが答えは出なかった


189
こ、言葉のあやじゃねーか!ごめんなさい!


190
ごめんなさい!


191
こんなくだらない理由で消されたらたまんねーな!


192
必死の土下座である


193 : 96
話は変わるが、この日からうちの本丸では剣合体するかどうか聞くのが恒例行事になった。今のところ頷くやつはいない


194
だろうなwww


195
悪魔はノリノリだろうけど刀はなwww


196
つか審神者のもってる刀ヒノカグツチじゃねーだろうなwww


197
ないないさすがに歴史改変者でも神世の剣は無理だろww


198
ただまあお前の審神者の私物の刀は悪魔と合体してる可能性が高いな。間違っても顕在化させるなよ、どんな怪物が爆誕するかわかったもんじゃねえwww


199 : 96
あ、ああわかった


200
剣合体は属性攻撃できるけど悪魔の方に人格握られそうだしな、やめとけ


201
属性攻撃する96とか見たいけどな


202
やめれwww


203
やめとけ!15体も悪魔と合体したら人格なくなるだろ!


204 : 96
なぜ俺がやる流れになってるんだ!俺はやらない!


205
96必死の否定www


206
すまんついwww


207 : 96
今日も断ると残念そうに引き下がったがやらないものはやらない。だいたい本丸に妖魔がいすぎて、顕在化した仲間がくるたび騒ぎになる。俺も初陣のとき、本陣に襲撃があったと聞いて気が気ではなかった。上空に妖魔が飛んでるんだ。生きた心地がしなかった。初陣の宴はそれが不満で酒の味が思い出せない


208
歴史改変者の熱意はなんなんだよwww


209
本陣奇襲?!いきなり政府の指定した時代無視して飛んだってことはやっぱり危険地帯なんだろ?よく生きてたな96。歴史改変者やっぱ容赦ないな。ところでその妖魔って日本の妖怪?


210 : 96
日本の妖魔ばかりだ。たまに外の国の妖魔も呼んでいるようだが見たことはない。本陣に待機するときなど近侍の俺が離れるときは呼んでいるらしい。下手をすれば本陣にいるやつらの方が見慣れてる。納得いかないが本陣はいい、仕方ないからな。だが鍛冶場だけは気にくわない。


211
あっ(察し)


212
鍛冶場……あいつか


213
女装強要されたあいつか


214 : 96
あいつらとの遭遇は忘れられるもんじゃない。本陣の妖魔について説明をあとで受けた不満から軽傷を放置していたら手を掴まれたんだ。

「手入れなんざ必要ない」「うるさいさっさといけ。部隊長がそんなんじゃ示しがつかん」「わかった」ガラッ「いらっしゃりござりませえ!」バタン「おい」「どうした、腕は一流だぞ」「おい」


215
wwwww


216
誰だよそんな変な言葉教えたのwwww


217
手入れ室にそんな口調の悪魔いたら笑うわこんなん


218
つかまて鍛冶場??手入れ室は別じゃ?


219 : 96
うちでは手入れ室でも直せない呪詛を撒き散らす奴がよく出る


220
あー、歴史改変者だったから……


221
裏切り者だもんな……


222
だが手入れはいらっしゃりござりませ!


223
wwww


224 : 96
「写しに手入れなんて必要か?」「つべこべ言わずにはやくいけ、悪魔と合体させんぞ」「それは断る」ガラッ「いらっしゃりござりません!」「その程度で傷が付くとは軟弱貧弱こんにゃくぅぅ!」バタン「おい、刀鍛冶はどこいった」「いるだろ」「おい」「俺に応じたから剣合体したいやつだとばかり」「こんのすけ、交代できないのか」「初期刀だから無理です」「」


225
生きろ96!


226
頑張れ96!


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霊力に惹かれたんだろ、諦めろ96。どのみち霊力の好みは似たような審神者しか呼ばない


画面の向こうで頭をかかえる刀剣男士がいたのは別の話だ。


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bkm
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