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Talking to myself

ときどき思いつきで喋ってます
創作裏話とか言い訳とかも?



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悩ましいパスワード(ちょっとグチ)




パスが請求制のサイトさんもたまにありますけど、一般的にはサイトのどこかにそっと書いてあったり、簡単な問題の答えになっていたりでストレスなく裏ページを閲覧できますよね。私も本当はそうしたい。だって読んでいただきたいから公開してるわけですしね。ですが拙宅に関しては公開を続ける為にはこうせざるを得ない状況です。私事で申し訳ないながら、また読者様にはお手数になりますがサイト存続中は恐らくずっと請求制になると思います。すみません。

ご請求はツイッターフォローにてくださる方もいますが、未だに大半はメールでいただくことが多いです。そしてこの機会にとても嬉しいメッセージをいただけたりして幸せな気持ちになります。
反面、ほんとのほんとに一部、ごくたまにですが「パス希望、HN、アドレス」の箇条書きだけで送ってくださる方がいらして、ここだけの話ですが、そういうメールを受け取りますと正直すこし凹みます。
ツイッターではこういう方はあまりいらっしゃらないので、メールだとどうしてだろうととても不思議に思うのですが。メール放置はしないと明記していますのでもちろんこういったメールにもパス発行はしています。でもそのあともなんとなくしばらく凹み続ける。

ご感想やご意見などいただけたら嬉しいのは言うまでもありませんが、なくてももちろん構わないんです。本来はこういうサイトで書き手と交流するのは任意であり義務など一切ないですし、前述したように初訪問の方でも気軽にパス入力できるサイトさんが多いのに拙宅ではわざわざアドレス晒さなきゃならないし読者様側にご負担もあるかもしれなくて申し訳ないと思います。そのへんは重々承知なのですが、それでもメールを受け取るこちらも人間で、注意書きにも書いていますが生身の人間が手動でお返ししています。それを失念されてるように思えてしまうんですね。
要は、ネット上のこととはいえ他人に送るメールに「こんにちは」とか「初めまして」と書く程度のマナーを弁えてほしいよ、ということなんですけども。つい「私はエロ書きマシーンじゃないよ」と言いたくなってしまう。

とある請求制サイトさんで「大人としてのマナーのないメールには怖くて応えられません(成人と偽ってるかもしれないから)」としてるサイトさんがあったのですが、私もだんだんそうしたいと思うようになってしまった。
でも誰でも気軽に読んでほしいという気持ちもあるのとメールの内容を嘘とまでは思いたくないわけで。とても悩ましい。
実年齢はもちろん心身ともに最低限の常識を持つ大人の方にいらしていただきたいと思うのは間違ってますか。
これって私の心が狭いのかな。よくわからなくなってきましたよ。


2017/12/07

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SOSを出すということ




ものすごく見栄っ張りな性格でこれができません。悩みや迷いをぶちまけてスッキリしたい。それが出来ないのは悩んでる自分が恥ずかしいからなんです。何が恥ずかしいのかと聞かれても恥ずかしいものは恥ずかしいとしか言いようがないのです。
例えば何かを期待されたり頼まれたりしたら断るということが出来ない。だって期待されたい必要とされたい。だから(一応)頑張ってみる。応えられた時はいいんですよ。問題は駄目だったとき。サイトに限った話ではないのですがそういう時に小爆発をしてパンクして勝手に潰れたりしている。私は自分がとてもめんどうくさい。生きにくい。
斎藤さんという人は責任感が強く、信念も自身を信頼してくれる人をも決して裏切らない。キャラクターとして実際にそうですし、わたしが書くときもとても信用の出来る人間として書くことが多いのですが、そういう彼は人として性別を超えた私の憧れの象徴です。私はそういう人になりたい。(だがなかなかなれない)
夢小説は自分をヒロインとして置き換えて書いたり読んでいただいたりするものなのかもしれませんが、私の感覚としては斎藤さんの中にこそ自身を見つけたい(というとおこがましいので)出来たら少しでもあやかりたいという感じに日々模索して書いているのでありますが。
SOSを出せずに限界まで頑張ってしまう斎藤さんと一人密かに勝手に潰れている私はどう足掻いても似ても似つかず。ふぅ。
あ、そのせいでうちのヒロインさんはキャラ設定がブレブレしちゃって魅力に欠けるのかもしれませんね。書くときは常にキャラに全力投球(しばしば失敗)

いま、久しぶりに斎藤先輩を書いているのです。しかし私がなんとなくオチているので先輩が弱々しい。いかん。

(サイト用アカウントを鍵にしてしまったのでここを復活させましたテヘ)


2017/05/15

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沖田さんの気持ち




先日リクエストで上げました沖田さんのお話のことなんですが。改めてあとから自分で読み返したらあの沖田さんは甘い言葉なんかほぼ一言も言わないし本人のモノローグも冷めた感じだし、もしかしたらお読みになった方に全然伝わってないのではと急に心配になってここで言訳をしようと思います。

タイトルの嘘と真実、これは総司を意味しています。脇役斎藤さんもヒロインもみんな自分に嘘をついてるところがあるのですが、このお話で一番の嘘つきは総司です。嘘と言いきるとニュアンスが少し違うかもしれないですけど。
総司はずっとヒロインが好きだった。好きで好きでたまらなかった。もちろん本人自覚のもとにヒロインを超絶愛していたわけです。だけども三人の微妙な関係性の中では自分はかやの外。だからおくびにも出さず第三者の目で斎藤さんとヒロインの関係をずっと見ていたんです。
好きな子の幸せを祈る気持ち、盟友一君に苦しまずもっと楽に生きて欲しい気持ち。そういうのがすごくあってだけどそれは全て自己犠牲の上にやっと成り立つものであり、ヒロインにアクションを起こすまでの総司はそうやってずっと自我を抑えていました。むしろ斎藤さんよりも抑えてました。「愛しているのか憎んでいるのかわからない」いわゆる愛憎ってやつですが、それは好きな人が自分を顧みない(腕の中にいても)自分のものにならないということに対する悲しみと虚しさから陥った感情です。それがあの直後に、斎藤さんへの怒りとなって表れちゃうんです。だけどどろどろした本音を表に出すことは総司にしたら(無意識ですが)彼の美学に反するわけで結局素直になれない。だから斎藤さんに投げる言葉も曖昧で本心は言えない、つまり自分に嘘をつき通しです。そしてヒロインへの終始一貫した悪態ですが「感じ悪い」「バカじゃない?」「頭悪いの?」など一見ひどいこと言ってるんですが、あれは全て翻訳しますと「好きで好きでたまらない」「君を愛してる」「わかってほしい」「僕を見て欲しい」なんです。

斎藤さんの時もそうですが、私は大抵オチキャラの気持ちになりきって書いてるつもりなんですが、今回の場合書き手である私の立ち位置はやはり沖田さんでした。私は沖田さんになりきって作中のヒロインに向かってずっと不器用な愛を叫んでいました。つまりこのお話では彼のヒロインへの絶世の愛を書いたんです。しかしながら私の文はとても回りくどいというか、持って回った書き方というか、伝わらない部分が多すぎるのではとふと思って壮大な言訳を書かせていただきました(笑)
ヒロインが誰といるのが幸せなのかようやく気づいてくれたので、このお話の後の沖田さんは自分の真実の想いに向き合ってデロ甘なダーリンになるんじゃないかな?毒舌は健在かもしれませんがきっとラブラブになると妄想しています。
余談ですが斎藤さんは本来生真面目で自制の効き過ぎるあまりあんなことになっていましたが、この機に自分を見直す決意をしたので、婚約した人とどのようになったのかはお読みになった方のよしなにご想像くださると幸いです。


2016/09/20

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キャラは独り歩きをする




最初に一応設定をしてプロットを立てても、いざ書いてみたら必ずしも予定通りに仕上がらなかったりすることがとても多いです。これを私はキャラの勝手な独り歩きと称しているのですが、これがもういつものことで実際のところ上がってみないとどうなるかわからない的な、私の書くものってそういうギャンブル的なところがある気がとてもする今日この頃です。
リクエストについてはそのせいで時折リク主さんのご希望に添えてない結果となってる時もあるかもしれず、該当の方にはほんとに申し訳ない限りですが、私も一応人間なので失敗も多々ありまして……許してください(この場を借りてお詫びを……うう……)

うちの斎藤さんて土方さんにあまりペコペコしてない時が多いんですよね。失礼のないように弁えつつも自身の信念は曲げないし言う時は結構言う。いやもちろん土方さんをリスペクトはしてるんですけど。特に先輩シリーズやギャグタッチの作品でこの傾向が顕著ですが、これも計画的にこうしたわけではなく書いてたら何となくいつの間にかこういうふうになっちゃったという感じです。おかげでうちでは土方さんの方が可愛い可哀想みたいな人になってる時がある気がする。鬼の副長もかたなし。これを独り歩きなんて言われたら公式副長もやってられないですねごめんなさい(笑)
夢小説なので斎藤さんとヒロインとの関係が主軸になるのは当たり前なんですが、近頃沖田さんを初め土方さん、左之さん、平ちゃんに加えて新ぱっつぁんと斎藤さんとの絡み(BLって意味じゃないですよ笑)を書くのが楽しくてたまらないです。たまには恋愛要素の薄い仲間をテーマにしたようなお話も書いてみたいなーと思っちゃうんですけど、きっとそこに需要はない(と思う笑)とまた逸れかけたのでまとめに入ります。
常々何かを話しているときに着地点がわからなくなることがありますが、書くものもこれに似てますね。今書いてるこの雑文もそうですね。とにかくすぐ横道に行っちゃうヤツ、碧。そしてなかなか帰って来られないの。キャラ独り歩きというよりも、私自身の脳みそが独り歩きなのかもしれない……ホラーな脳みそ(愕然)というわけでいろいろ思い悩むこともしばしばですがこれからも頑張りますね!

(何でしょうかこのまとめ方、ちょっと自分でもわからない)


2016/06/17

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公安の特殊なお仕事




企画で警察官(公安捜査官)の斎藤さんを書いたのですが、このお話は公安捜査とはどういうものかがわからないと読者さんにとって物語として成立せず訳のわからないものになるんじゃないかと思いました。設定や背景については作中でなるべく説明をしたかったのですがこの特殊性は短編では書ききれませんでした。
公安は秘匿部分の多い部署で警察内部でも情報共有をしないくらい隠密捜査が多く、一般民間人にはなかなか理解できるものではないしもちろん私にも全然よくわかっていませんが、少しでも雰囲気をお伝えしたいと思いまして(言い訳もしたいと思いまして)改めてここでちょっとだけ書いてみたいと思います。
私の認識がベースとなっていますのですべてを鵜呑みにされてはとても困ってしまいますが、だいたいこんな感じですという程度に見てくださるとありがたいです。


公安警察(警備警察)とは警察庁警備局を頂点に、警視庁公安部・各道府県警察本部警備部・所轄警察署警備課で組織される。(Wikipediaより)

公安とは『公共の安全と秩序を維持すること』を指しています。
表の警察官は民間人(個人)の平和を保つことが主な仕事ですが、公安は日本国の根幹と言いますか国そのものを国際テロや過激組織などから守ります。公安の捜査官は普通の警察官とかなり趣が違いまして、どういう捜査をしているかと言いますと大規模犯罪組織や右翼、カルト集団、国際テロリストなど特殊犯罪を取り締まる関係で視察や追尾によるものだけでなく、スパイ活動やおとり捜査など表の警察官のやらないやり方をします。一番の違いは表が『事件が起こってから捜査を始める』のに対し『事件を未然に回避することを目的とする』というところではないでしょうか。
諜報活動を基軸に情報収集をします。潜入に関しては、身元を隠し組織に構成員として入り込むことは元より、大学に入学、企業に入社、果ては結婚までしてしまう。そういったケースになると場合によっては何年にも渡ることもあるらしいです。偽りや秘匿といったことが常に任務について回るため本人の私生活(というよりむしろ人生)にも多大な犠牲がつきまといます。また言葉は悪いですが一般的に見た『悪いこと』もします。捜査に必要であれば盗撮とか盗聴とかもします。普通にこれをやれば警察官でも捕まります。例えが適切かわかりませんが凶悪犯を追いかけてる刑事が目の前で万引き等の軽犯罪を発見してもそれに構ってはいられず見逃すというような感覚でしょうか。具体例は書けませんが法に触れるスレスレの(ひょっとしたらアウトかもという)行為もします。国家の安寧を脅かす犯罪に対しては必要悪となり黙認される、というよりも公安の仕事は警察内部にも隠密に行われてる部分も多分にあるからなんですね。

刑事物をお好きな方にはわかると思いますが、マル暴というのが情報屋という人を使うことがよくありますよね。マル暴とは暴力団そのもの、または警察のそれを取り締まる課の警察官を指しますが、例えば街のならず者みたいな人に金を握らせて情報を取るとかもします。似たようなことで公安はこれを一般人にお願いしたりすることがあるようでして、と言うよりこれが諜報活動の中心となる手法のようでしてそれを協力者と呼ぶのですが、対象組織の動向を探るため、組織内の人物だけでなく目を付けた一般人をスパイに仕立てたりまでするんですね。協力要請をされた方は当然嫌ですよねそんなこと言われても。危険はもとより生活は一変どころか人生壊されます。普通の人は拒否すると思います。でもあの手この手で場合によっては非人道的なことも行って協力者として獲得します。これも国家を守るための所謂必要悪なんだと思います。

今回のお話での斎藤さんの任務はこれでした。
こういう背景から公安の捜査官は当然感情を殺さなきゃいけないと思うんです。もしも好きな人ができたとしてもそうです。結婚もしようと思えばできますが仕事の話も悩みも口外することは一切タブー、愛する妻にも家族にも様々な秘密をもって、一種の仮面を被って生活しなければなりません。そういう宿命みたいなものを背負う公安捜査員の生き方をかねてからとても興味深く思っていまして、これを斎藤さんで書いてみたいとずっと野望を持っていました。斎藤さんが新選組の間者として御陵衛士に入ったことと似ていますが、あの時代に比べ民主主義国家となり豊かになった現代日本であれば、自身を殺すということには幕末の時代よりももっと苦痛が伴うかもしれないと思いました。
そういう斎藤さんの苦悩を今回少しでも書いてみたいと思ったんです。公安斎藤さんは二回目のチャレンジですが、やっぱりまだ足りない気がしてます。きっといつかまたリベンジしたくなると思います(笑)

蛇足ですが、公安調査員という仕事がありまして、同じ公安と言ってもこちらは警察とは全くの別物で、法務省の管理下にある公安調査庁というところに属します。情報収集をしますが銃は持っていませんし捜査活動はしません。
今回書きました斎藤さんは国家公安委員会の管轄下にある警察庁警備局公安課に属する警察官という設定であり、警察手帳と手錠を所持し銃も扱います(作中では出せませんでしたが笑)
以上のことを踏まえて読んでいただけたら、作中の斎藤さんの気持ちが少しわかりやすいかなと思い(ちょっとといいながら)長々と書いてしまいました。


繰り返しますが個人の拙い調べがベースになっていますので間違った知識や解釈が多々あると思います。
公安内部は細分化され各課で分掌が決まっておりこのお話では公安第四課を想定してますが、獲得工作の手法につきましては本当はもっと時間をかけ厳しく綿密に行いますので、作中のシチュエーションみたいにお手軽にはいきません。そのあたりはほぼ捏造です。すみません。
もしもそちら方面に詳しい方、関係者様やプロの方が読者様にいらしたら大変恥ずかしいのですが、何分にも素人の雑文ですので陰で笑い飛ばすに留めていただきたく(またはこっそりとご指導いただきたく)思います。


2016/05/12

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