neta


▽72、73巻にて

※サンジ


「なあ、サンジ」

「あ?」

「……お前さ、仮にも恋人の前で、派手に恋に落ちたクセに、なに普通の顔してんの?」

「……………あれは、お前、アレだ」

「は?」

「だから、アレだよアレ」

「言い訳あんなら言ってみ?ほら」

「いや……まあ……あまりにも美女で……」

「で?」

「素敵な……女性だったもんで………」

「…………で?」

「………………思わず…………」

「はあーそう、美女がサンジの前に現れ、恋人がいる分際で一瞬の内に恋に落ち、その恋人の前で愛の逃避行を試みた言い訳が『思わず』ですか。はあーーーーーーっ」

「…………」

「いい御身分で」

「いや、あの」

「は?まだ何かあん訳?いやいや、よーーーーく分かったぞ?今回の件で。今までにも、何回も何回もあったよな?こういうことさ?で?毎回毎回、おれに後で謝って?で?チューとかしてさ?おれから許して貰った気になって?で?また、女のケツ追っ掛けるんだろ?で?また、同じこと繰り返せって?バッカじゃねーの?」

「いや、そうじゃ」

「ねェって?お前にそういう事を言う説得力があると思ってんの?お前そこまでバカじゃねェよな?あ?」

「………………」

「ああそう。もう言い訳も考えられませんっとね。あーあーバカな男に恋したよ!!ったくよおー!!!」

「……悪ィ……次は」

「はあ?次何かあるわけねェだろ。別れるよ女っタラシのクソ野郎とはよ!」

「はあ?!ちょ、それは」

「はあ?!はこっちの台詞だっつーの!!愛と情熱だかなんだか知らねェけどよォ!何でおれがいっつもヤキモキしねェといけねェんだよ!お・れ・が!」

「確かにおれが悪かったのは認めるが、どうして別れねェといけねェんだ!」

「はああああ?バカなのサンジは?分かんねェの?今までの行いをよーーーーく考えろよ」

「だから付き合う時に言っただろうが!おれは女を愛するために生まれてきたってよ!それでもいいって言ったのはテメェだろうが!!」

「うっわ開き直りやがった!!ああ言いましたよ!!恋人になったら少しは優遇されると思ったからな!結局、いつまで経ってもサンジの一位にはなれねェし!女ばっかり追っ掛けるし!おれとデートしてる時だって女ばっかじゃねェか!!どうせ、おれと付き合ってるのだって、ただの暇潰しだろ!?おれに言う言葉だって、全部嘘なんだろ!?サンジの言う『好き』なんか信じられる訳ねェだろ!!おれに言うときより、女に言うときの方がよっぽど気持ちがこもってんだよ!!気付かないとでも思ったか!!!」

「暇潰しな訳ねェだろうが!!!!!!!」

「っ、」

「お前に言う言葉だって、嘘な訳ねェだろうが!!!!!」

サンジは長く息を吐きだし、おれの肩に手を乗せた。

「……今までに、何度も不安にさせた事も分かってる。やめようと思っても、レディにメロリンしてしまう癖が抜けねェ。でもな、お前を好きだと思う気持ちには嘘偽りはねェんだよ。分かってくれ」

「…………サンジさ、今、自分がクズ宣言したって事に気付いてる?」

「……………気付いてる。」

「タチ悪っ」

「……それでも、お前が一番好きなんだよ」

「………また、ほだされそう……」

「う゛」

「ってかさー巨乳が好きなら、巨乳の女と付き合えばいいじゃん。おれ、男だから貧乳中の貧乳だし?チン○だってツイてるし?美人じゃねェし?」

「いや、巨乳は好きだが、貧乳も嫌いじゃない」

「最低だな」

「美人……は捨て難い。」

「死ね」

「……でもな、端正な顔も好きだ」

「何ソレ」

「………ツイてるもんは、どうでもいい。むしろ、ソレを弄って表情変えんのは」

「ちょちょちょちょ!待て待て待て待て!え、何?どうして、情事中の話になった?え?おれさ、お前の浮気癖が許せねェって話をしてたよな?」

「体の話し始めたのは、お前だろ」

「いやね?そうだけどね?」

「……言っとくけどな。おれは、お前の想像以上にお前の事好きだからな」

「はあ?」

「だから!おれの中の一番は、お前だって言ってんだよ!」

「………うっわー………」

「顔赤いな」

「…もう、ほだされてもいいわ」

「いや、割りと真剣に言ってんだけど」

「サンジさ、おれがサンジの事、すげェ好きだから、辛いって言ってんの分かれよな。」

「…分かってる。だから、悪いと思ってる」

「……ならいいや。おれ優しいから」

「でもな。おれも嫉妬ぐらいするって事は覚えてろよ」

「ん?分かった、けど……いつそんな事あるっけ?」

「まあ、日頃からだな」

「ふーん?まあ、気をつけるわ」

「分かってねェだろ…(男の店員とかに笑顔で話すな。とか、格好悪くて言わねェけどな)」



今後もこんなやり取りを繰り返す癖に絶対に別れない二人。結局お互いが大好き同士。で、喧嘩の後にあっはんうっふんしちゃって、燃えたなーとか言ってる変態二人。まあこんなプレイもいっかとか考える変態二人。そのうち男主君が、男に対してワザと色気とか出しちゃって、自主的に嫉妬させたりしちゃう。たまにゾロが巻き込まれる。で、テメェわざとだろ!とか言ってお仕置きプレイとかしちゃう。まあ、結局、変態は二人共って話。

2014/03/08(Sat)23:48


▽エープリルフール

※サンジ

「サンジ、」

「ん?」

「おれさ、実は好きなヤツ出来ちゃったんだ…」

「…へぇ、」

「だから別れて欲しいんだけど…」

「いいぞ」

「…え、」

「ちょうどおれも他の奴、好きになっちまったし、ちょうどいい。後腐れなく別れられるな」

「…え、え、ちょ、サン…」

「じゃあな、」

「え、やだ、え、ちょ、まっ、さっきの嘘だから、別れたくねェ…!!」

「…………」

「頼むから…!!」

「…馬鹿、んな顔すんな」

「だっ、て…」

「エープリルフールだろ」

「…………………は?」

「だからおれも嘘だって言ってんだよ、」

「……………最悪……………」

「お前から始めたんだろ、つくにしろもっとマシな嘘をつきやがれ。お前の嘘でおれが傷つかねェとでも思ったか」

「…うはっ、ごめん!」

「ったく…(にこにこしやがって…)」


(結局お互いさまってやつ)

2013/04/01(Mon)23:48


▽究極の選択

※サンジ


「究極の選択ーっ!!」

「…はァ…」

「おらサンジ!なんだそのため息は!!」

「……別に、」

「じゃあ究極の選択!あなたは次の3つのうち何を選びますか!1、飯。2、風呂。3、おれ」

「飯。」

「ちょ、即答ですかサンジくん!」

「当たり前だ」

「…気を取り直してもう一度!1、飯。2、女。3、おれ」

「レディ。」

「またまた即答!?!?(あれ、おれ恋人だよね?恋人だよね?!)」

「じゃあじゃあ!1番好きなのは?1、飯。2、女。3、おれ。」

「レディ」

「……泣いていい?ねェ、泣いていい?」

「別に構わねェけど」

「なんでそんなに冷たいの!?!?」

「……うるせェな……」

「おれたち付き合ってるよね!?!?」

「そうだな、」

「おれのサンジの中でのポジションは!?」

「1番愛してるのがお前、」

「……くそ…やられたぜ……」


なんだかんだでバカップル

2013/03/06(Wed)23:48


▽漫画の台詞

※サンジ、ナミ
※サンジと恋人


「流石ナミさん、惚れなおすぜ…」

「…サンジくん、」

「何だいナミさん、そんな小声で」

「…その台詞言うのいい加減やめてくれない?」

「どうして?」

「…サンジくんはわざとやってるんだろうけど、視線が痛いのよ」

「…ああ、あいつ?」

「そう、見てよ」

「……(なんでナミなんでナミなんでナミなんでナミなんでナミなんでナミなんでナミなんでナミなんでナミなんでナミ)」

「………ね?」

「(……クソ可愛いやつ…)まあ、見てな、ナミさん」

「うん?」


「ほら、来いよ!」

「…………何、」

「…おれが付き合ってんのって誰」

「…おれ、」

「お前が好きなのは?」

「サンジ!」

「おれは世界の?」

「プリンス!」

「で、そのプリンスが愛してるのは、お前。わかったか?」

「おっけー!!サンジ、愛してる!」

「おれも愛してる、」



「…サンジくんって意外と怖いわね、」

「ふふふ、あのやり取りは定期的にやってるものね、」

「どっちも執着してるっていうか…」

「幸せそうでいいじゃない、」

「そうね、」

2013/03/06(Wed)01:08


▽お誕生日

※サンジ

「サーンージっ」

「あ?なんだお前か、」

「なんだとはなんだ!プッ」

「…このやり取り去年もやったぞ」

「うわっ、成長してねェな!」

「お前がな!!」

「それはさておき、お誕生日おめでとう!!」

「……ありがとうな、(デジャヴュ…)」

「はい、これプレゼント!」

「ありがとな、(去年はダーツだったからな、今年は…違うよな)」

「もう歳なんて野暮なことは聞かねェよ!どうせ、永遠の21とか言うんだろ!ぶはっ」

「…テメェ、馬鹿にしてんだろ」

「えー馬鹿になんてしてないよー(棒読み)」

「くそっ…!」

「そんなことよりさ、開けて、いいよ…?」

「……、(…お、はにかんでる…?可愛いじゃねェか、)」

「今年はね、ぐるぐるセットだよ!鳴門とロールケーキと渦巻きが描いてあるコマと、」

「よし、有無を言わせず殺す…!!」



※今年もふざけましたすいません。

2013/03/02(Sat)01:08


▽学校の帰宅路にて

※サンジ

「サンジー」

「あ?」

「涼しくなってきたねー」

「そうだな、」

「…受験が近づいてきたね、」

「…そうだな…」

「卒業も近くなったね、」

「…そうだな、」

「………………卒業、したくねェよ………」

「あ?」

「受験も嫌だし、卒業も嫌だ。」

「………」

「なんでサンジと離れるために進まなきゃいけねェの?だっておれたち進路バラバラだよ?サンジはコックさんで、おれは理系の大学で、」

「……」

「…離れるってわかってんのに、進むの、いやだよ…」

「はぁ…」

「っなんでため息とかつくんだよ!!」

「…だってよ、卒業したって大学行ったって、おれたちは何にも変わんねェだろ、」

「…え?」

「卒業したって遊べるし、そもそも別れる気なんてさらさらねェし。」

「……」

「…卒業したら一緒に住むか、」

「…えっ!」

「……お前、さっきから、え、しか言ってねェぞ」

「だって、だって…!!」

「そんなに未来が不安なら、おれの隣にいる自分でも想像しとけ、」

「…ははっ、さすが、サンジだ…」

あっと言う間に幸せになったよ、

2012/09/02(Sun)01:06


▽進路希望書


※サンジ

「あああああー」

「お疲れ、どうだった?」

「ううううサンジー進路希望書突き返されちゃったよー」

「ひでェな、何て書いたんだ?」

「えーっとね…『サンジのお嫁さん』!」

「…………………」

「…………………」

「…………………」

「……………あれ、サンジ?」

「お前は馬鹿か」

「えええっ!」

「普通書くかそんなこと!馬鹿だろう!」

「なんだとゴラァ!じゃあサンジは何て書いたんだよ!」

「コック」

「………………普通だ」

「当たり前だ!」

「えええええー…じゃあ、今度は本気で書く」

「そうしろ、」





「出来た!」

「何て書いたんだ?」

「えっとねー『おれはサンジの嫁』!」

「一回死んでこい」

「ええええええー…あ、でも安心して」

「何がだ」

「食事は二人で作ろうな!」

「はァ………」

それでもいいかと思ったのはサンジだけの秘密らしい。



2012/06/09(Sat)22:45


▽お誕生日

※サンジ


「サーンージっ」

「あ?なんだお前か、」

「なんだとはなんだ!プッ」

「おもしろくねェよ何笑ってんだよ」

「いやあーあれだね、お誕生日おめでとう!」

「…ありがとよ、(普通に言えよ)」

「いやあーめでたいめでたい、ところでサンジって何歳なの?」

「永遠の19歳から永遠の21歳になった」

「…うん」

「なんだよその目は!事実だぞ!」

「…ああ、うん」

「(今日はおれの誕生日だよな、こいつ可愛くねェんだけど。恋人なら少しは可愛くてもいいと思うんだが)」

「サンジ、」

「あ?」

「はい、プレゼント」

「…え?」

「今年はダーツにしてみた」

「殺されてェのかテメェは…!!」





すいませんふざけました。

2012/03/02(Fri)23:47


▽よくあるネタ

※ゾロ、サンジ
※サンジと恋人


「ふっ、…ん、だ め…!ぁ、ゾ ロォ…」

「あ?痛いか?」

「いたいけど…っ、気持ちい…っ」

「は、良かった」

「ぁあ!ちょ、!そこ、ダメ…!!」

「馬鹿、ここ解(ほぐ)さなきゃだめだろ」

「だって…!!んんん…っ」



「テメェら何やってんだ!ってあれ?マッサージ…?」

「ん…っ、ん?サンジどうした?そんなに慌ててドア蹴破って」

「は?」

「コック、勘違いしたんだろ。ハッ!」

「あ゛ァ?」

「はァ?何か勘違いすることあったか?」

「テメェが変な声出すから…!!」

「だって痛気持ちいからしょうがねェじゃん!」

「はァ…」

「ムッツリだな、」

「テメェに言われたくねェよこのクソマリモ!」

「あ゛ァ?んだとこのぐるまゆ!」

「やんのかゴラァ!」

「やってやるよゴラァ!」

「その前にサンジっ!暇ならマッサージして!」

「…え」

「まだ痛いんだーサンジだったらいい感じに気持ち良さそう」

「(あんな声出されたらいろいろ持たねェ…)」

2012/02/24(Fri)23:47


▽バレンタイン

※サンジ
※学パロ


「おわあああ!畜生まだ朝は始まったばっかりだぞ!なのになんでそんなにチョコをもってやがる!!」

「あ?レディたちがお前の家に着くまでにたくさん出迎えてくれたんだよ」

「くっそー…!…もうサンジなんか知らねェ!(嬉しそうな顔しやがって…!)」

「はァ?お前なにそんなにキレてんだよ、…あァ、おれがモテてて悔しいんだろ、」

「違ェよ!!!!」

「んだよ、うるせェな… じゃあ何なんだよ、」

「……おれより先に…」

「あ?ボソボソ言ってちゃ聞こえねェだろ」

「…ああああもういい言ってやる!何おれのチョコより先にもらってんだよ!!」

「え…もしかして、おま、」

「ああそうだよ!昨日帰ってから作りましたよ!喜んでくれるかなーとか思いながらはじめてチョコを作りましたよ!!なのにサンジそんなにたくさんもらいやがってクソ、…おれが1番最初に渡したかったのに、よ…」

「お前…」

「ほら、…やるよ」

「…ありがとう」

「おれはサンジ以外にはやらねェからな、」

「(ああもう可愛いなこいつ!)当たり前だ、おら、ちょっとこっちこい」

「ん?わ、顔近ェよ、」

「…今日、学校終わったらじっくり可愛がってやるよ」

「え?!い、いらねェよ!」

「恥ずかしがんな、」

「〜〜!!」

「早く学校行こうぜ、お前のチョコ、早く食いてェ」

「(ああもう!かっこいいんだよ!)」

2012/02/14(Tue)23:47

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