「僕たち、お付き合いしてました!B」




遊「実はその、俺…クロウと付き合っているんです」


ク「言うタイミングなかったんで、今更な感じですけど…」


闇「なん…だと…?」


表「薄々感づいてはいたよ」


杏「へぇ、そうだったの。もっと早く言ってくれれば良かったのに」


城「そうそう、水臭いぜ」


遊「すいません、遅くなってしまって」


表「おめでとう、遊星君。言うのは遅くなっちゃったけど」


杏「おめでとう、遊星!今度じっくり経緯を教えてもらうからね!」


城「クロウ大変だな!遊星泣かせたら、どうなるかわかんねぇぞ?」


ク「それ、十代さんにもヨハンさんにも万丈目さんにも言われた」


城「だろうなー」


闇「泣かせたりしたら罰ゲームだぜ」


表「もう一人の僕、額にウジャド眼出てるよ」


城「遊戯、目が笑ってないぜ」


ク「二人ともおっかない顔してます」


杏「ほらほら落ち着いて、クロウだったら大丈夫じゃないの!」


城「そうそう、一番しっかりしてるじゃねぇか!な?」


闇「あぁ…そうだな」


表「海馬君にも連絡しとくよ。メールで良いよね(ピッ」


ク「え、海馬さんにも?」


闇「海馬も、なんだかんだで遊星を気に入っているからな」


ク「……そうっすか」


表「あぁ、着た着た。海馬君からの返信」


城「なんだって?」















海『遊星を泣かせたら、KCの総力を賭けて戸籍を消す』

















ク「何これこえええええええええ!!」


闇「本気だぜ、海馬の奴…」


城「戸籍って…他人が消せるのかよ」


杏「海馬君ならやりかねないわ」







――ピロリーン♪







表「あ、もう一通着た」


闇「今度はなんだ?」
















海『結婚式は、KCの総力を懸けて盛大に行う』


















城「結局は全面的に祝福するのかよッ!!」


遊「海馬さん……(感動」


闇「盛大な結婚式って…なんだよ…」


表「…全国ネットで公開結婚式とか」


杏「街中でパレードとか…」


城「…やりそぉ…」


ク「それはそれで遠慮してぇなぁ…」


遊「気持ちだけ受け取っておきたいな…」





++++++++++++++++++++










杏「ねぇ遊星!ちょっとは化粧とかしてみようよ。女の子なんだからさ」


遊「化粧……ですか?」


杏「化粧はね、女の子を大人の女性に変えちゃうんだから」


遊「化粧なんて、触ったこともないです…」


杏「私が教えてあげるわよ!ね、クロウも綺麗になった遊星を見たいでしょ?」


ク「見たいけど…それ以上綺麗にされると、余計な虫がついちまうぜ」


杏「おっ、言うじゃない!」


ク「遊星はそのままでも十分可愛いって」


遊「クロウ…ッ///」











闇「反吐が出るぜ!!」


表「君、涙目になってるよ」


城「お前は遊星の父親かよ(苦笑」


闇「後輩二人が幸せそうなのは嬉しいぜ!でも…何か悔しいんだ…」


表「十代君と話が合うんじゃない?後で行ってきなよ」


城「お前らって、本当複雑な内面してるよな」



[ 24/211 ]

[*prev] [next#]
[mokuji]
[しおりを挟む]
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -