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「おい拗ねんなって」
知らない。
「なぁ」
知らない知らない。
「こっち向けよ」
知らない知らない知らない。
「なまえ!」
「知らない知らない知らない!知らないもん!真弘のアホ!ボケ!」
「にゃろ…なまえ…え?」
色々な思いが、想いが、混ざって涙が止まらなかった。 恋したら辛い現実が待っているだけだ、でももう好きになってしまった、なら隠し通せば良いのではないか、だけど本人目の前にして伝えたい思いが鼓動が身体を支配して自由がきかなくなって、
「おぃ?!なまえ?!」 私は逃げ出した。
全てを投げ出して (辛いよ)(助けて)(どうしたらいいの)
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