雑記 | ナノ




フランス旅行まとめ

・17泊18日。パリ→リヨン→パリ。
・初めてAirbnbを海外で使いましたが最高でした。簡単な英語でやり取りできる人は超オススメ。部屋主とは、貸し借りの契約ができたら、WhatsAppというアプリでやり取りして、オススメのお店を聞いたり、予約の電話を代わりにかけてもらったりしました。面倒みのよい部屋主だとマメに連絡くれてとても心強い。(ただし、部屋を綺麗に使う等の気遣いは必要)
・パリのステイ先のサン・マルタン運河はいわゆる下町文化で、ストリートカルチャーが盛ん。まあまあの治安だけど、コミュ二ティが生きてる感じがして逆に怖くなかった。尖ったセンスの服屋や雑貨屋があって、買い物がとても楽しいし、食事もしやすい。
・パリの中心部は観光地そのもので、あまり惹かれなかった。人も多ければ、スリも多いし、土産物もイマイチだった。これは予想通り。私の好みの問題。
・オルセー美術館、ポンピドゥーセンターははめちゃくちゃ作品は良くて感動したけど、これも人が多い!2月のオフシーズンでもなかなか大変だった。
・パリの人は社交的なので、笑顔だし、なにかあればリアクションとるし、みんな外向的だなあと思った。パリジャンに「ベルギーの人は陰鬱」と言われて「わかる気がする」と思った。
・私はこれまで分離主義のイギリスやベルギーを訪問することが多かったので、同化主義のフランスは新鮮だった。文化をミックスして新しいものを生み出そうというスピリットなのかな。食事もがんがんローカライズされている。
・アラスの第一次大戦跡地もすごかった。「同じ墓地に埋葬すること」の意味を考えてしまう。
・ただ、そういう同化主義、そしてナショナリズムに対しても、対象化して「どう扱うか」を考えてる節があり、やはり「理性の国」という感じ。近代的自我が炸裂してるのかな。
・パリジャンの中には、そういう理性主義に疲れて、ふんわり自我の東アジア文化に惹かれる人たちがいるのはわかる。特に男子。
・またパリは来ると思う。
・そしてリヨンへ。こちらの滞在先は旧市街の観光地のど真ん中。雰囲気はいい、と思いきや、生活感がなくわりと苦戦。お部屋はとてもいいのだけど、スーパーが遠かったり、近隣住民が夜に騒いだり。
・疲れてきていたので、あまり遠出もできず部屋で休んでいることが多かった。おかげで原稿できました笑
・某有名レストランに行ったので、それだけでリヨンに来たかいはあった。これから10年くらい、思い出して暮らしたい。それくらい強烈だった。
・フレンチもいっぱい食べたので満足。しかしずっと、それだけでは胃が持たないので、Biocoopで買い物して自炊がメイン。フランスまできて、生協さんを頼る生活に。
・今回は少し長く感じてしまった。やっぱり仕事がないとアドレナリンが出ないので頑張れない感じ。でも仕事があると、それはそれで死にものぐるいで旅してしまうので、これくらいでいいのか。
・お散歩でもっと郊外に遊びに行きたかったが、冬場はバスツアーもやってないし、鉄道も本数が減りがち。車がないと厳しかった(いや、わかってたんですが)
・次回、来ることがあれば、もっと西や南の地域まで足を伸ばしたい。だいたい一度目の国は「なんかよくわからない」と思いがちなので、回数重ねたい。
・最大の後悔は某ウィルスの情報を常に集めていて、その刺激で旅に集中できなかったこと!帰ってからの仕事の関係もあったのでつい検索してしまったけど、気をもんでもしかたなかったなあ。反省。
・幸い、フランスではあからさまな差別には1度もあいませんでした。たぶん、もっとローカルで暮らしてる人がつらい思いしてるんじゃないかな。にしても、多くの人はあまり気にしてないようでした。観光旅行の人はそんなに心配しなくて大丈夫そうです。

2020/02/21 22:59





2019年の総括と来年の展望

今年は一次創作の小説同人誌が出せませんでした。残念です。代わりに初めて旅行記を出しました。少部数で細々やっていますが、ご購入頂い方には好評いただいて嬉しいです。エッセイは書きなれているので、小説よりも精神的な負担が小さいので、またポツポツ出せればいいな、と思っています。
とは言うものの、2020年の同人誌即売会の参加予定は1/19の文フリ京都のみです。静マルや大阪も考えていましたが、海外出張と重なりました。
しばらく開店休業状態の可能性もあります。寂しいけれど、仕事の都合なので諦めます。

仕事は2020年4月より職位が変わります。雇用はされないが、毎年、生活費が所属先から振り込まれるという、世にも奇妙なポストにつきます。3年間は好きな仕事だけを選んでやれます。
天国みたいな職位なんですが、任期は3年ですから、その後を見据えてひたすら業績を上げねばなりません。来年は海外で年単位で滞在する準備もしています。
ありがたいことに、昨年に引き続き、単発ですが仕事を頼まれることも増えました。商業誌の依頼もありますし、2冊目の本の話も来ています。
少しでも研鑽を積んで、結果を出していく1年にしたいと思っています。私の正念場だと思っています。

というわけで、なかなかイベントには出られないんですが、海外にいようともいつも通りTwitterにはいますし、時間さえ合えば一般参加で遊びに行くつもりです。みなさん、これからも仲良くしてくだされば嬉しいです〜

2019/12/31 18:56





完売のお知らせ&近況

「少年は<大人>になる夢を見るか?」が完売いたしました。この本は初めて創作BLジャンルで出した同人誌で、苦労して書いた思い出があります。草稿は、4-5回、全ボツにしているはずです。
大好きな「ポーの一族」や「風と木の詩」をイメージして少年たちの寄宿舎ものを書き始めましたが行き詰まり。結局、家にあったマーガレット・アトウッドの「侍女の物語」が目にとまり、そこからSFチックな「少年たちが去勢される世界」の設定ができて、スルッと書けました。
また、表紙を描いて下さったもちねこさんが、原稿を読んでくださって、足の刻印をモチーフにしたイラストの構図をご提案くださいました。これがほかにはない際立った表紙になって、たくさんの方が手に取ってくださいました。
今でもよく読み返す気に入ってる作品ですが、ここで頒布終了にします。BoothのDL販売は継続しますの出来になる方はそちらからご購入ください。

また、「The Beautiful People(特別版)」も完売いたしました。こちらは18禁の番外冊子つきです。通常版はまだございます。また、冊子のみのDL販売もしております。
こちらの作品はたくさんの熱い感想もいただいていますし、いつもとは違う読者さんたちの手にもわたっているようです。大変ありがたいです。これからも通常版&PDF版をよろしくお願いします。

近況ですが、仕事の関係でこれからの同人誌発行の見通しが立たなくなりました。小説に関してはしばらく新刊発行はおやすみします。旅行記の続編はもしできれば出したいです。
ありがたいことに、仕事で大きなチャンスをもらっているので、そちらに力を注ぐつもりです。これからも既刊の頒布や、一般参加などで同人活動は楽しみたいと思っていますので、今後もよろしくお願いします。

2019/10/04 17:49





第7回文学フリマ大阪に参加いたしました。

今回の文フリ大阪は台風の直撃が心配されました。その点に関して、文フリ大阪の事務局は、出展者に向けて開催の見通しを随時メールで伝え、当日も交通機関情報をホワイトボードに貼り出し、アナウンスもしていました。とても丁寧な対応で本当に有難かったです。世話焼きの関西人の良いところが発揮されていました。昨年はいろいろあったのですが、事務局が改善&事前対策を練ってきたのが伝わってとても嬉しかったです。ありがとうございました。
また、文フリ大阪は拡大路線を打ち出しており、OMMをワンフロア借り切るのが目標だと宣言しましたし、実際に来場者も伸ばしています。同人誌即売会は、必ずしも大きいことがいいことではないですが、運営方針が明確になれば、参加者の側にも自分の価値観で参加するかどうかを判断する余地が出て、良いと思います。盛り上がってるなあ、と素直に思います。

それはそうと、自分自身の今回の参加については、ほとんど準備ができておらず、フラフラでした。7月の文フリ札幌で出した旅行記の新刊を持ち込みましたが、ほぼ宣伝もせず。
時間や体力の問題というよりは、気持ちの問題でした。最近、良くも悪くも「自分の本を売りたい」という野心がなくなってきています。自作は好きですし、手に取ってもらえれば本当に嬉しいんですが、そのために「仕掛けていく」という気概がありません。
理由ははっきりしていて「仕事」です。仕事であれこれ仕掛けていっているので、なかなか同人ではそういう気持ちになれず、並べて売るだけという原始的な参加方法になりました。
それでも、遊びに来てくださる方や、購入いただく方はたくさんいらっしゃって有難かったです。旅行記は残り4部になりました。また、読んだ本を直接面白かったと伝えてくださる方もいらっしゃって嬉しかったです。差し入れや手紙もいただき、感謝ばかりです。
私は本当に読者さんたちに恵まれていて、なんとかやってこれたのだなあ、としみじみ思います。

今後の参加は未定です。文フリ京都は地元開催ですし、少なくとも一般では参加したいです。今年はフラフラでしたが、次回は他地域の皆さんを歓迎したいなあと……でもそれも仕事次第。
4日後には仕事で渡欧が控えています。とにかく、仕事に向き合いながら、今後の活動について考えたいです。

2019/09/08 21:40





J.garden46に参加致しました。

1月は文フリ大阪に出ていました。今年2度目のイベント参加はJ庭になります。

前回の秋庭でスペースが取れなかったので、「Innocence」は初だしになりました。発行済みなので気持ちは随分と楽でした。
(新刊があると、出来上がりを会場で見ることになりますので不安になります。また、頒布の具合もどうなるかハラハラしています)

今回は職業もののスペースを取ったせいか、「The Beautiful People」の頒布が伸びました。「Innocence」もぼちぼち。
ペースはゆっくりめですが、買いにこられたのは、過去に来てくださったリピーターさんが多く、嬉しかったです。継続して読んでいただけると本当にありがたいし、自信になります。
そして、「Innocence」の感想を何人かの方に顔を合わせて教えて頂いて、本当に飛び上がりそうになりました。のたうちまわった作品ですが、書いて良かったです。
そして、私は大正時代シリーズのキャラクターたちが本当に好きです。SSをいくらでも思いつきます。これまでの作品もどの人物も気に入っていますが、自キャラに萌えたのは初めてです。

今度こそ、同人を控えようと心に決めていましたが、やっぱり参加すると揺らいでしまいますね。秋も申し込もうと思います。
大正時代シリーズは打ち止めのつもりでしたが、もう1冊、ネタはあります。書くなら旧制高校ですかね。

いつも私が読者側で買わせていただいている作家さんにもお声かけいただきました。いつもTwitterで好き勝手なこと言っているので恐縮ですが、お会いできて嬉しかったです。
書き手としても読み手としても楽しくて、ハッピーなイベントになりました。ありがとうございました!

2019/03/03 21:34





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