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「親父、話があるんだ」



信じて貰えないなら仕方ない。

けど、伝えておきたいんだ。



「この船に、裏切り者がいるんだ」

信じて貰えなくても構わない。

けど、知っていて欲しいんだ。



「俺が皆を守るから、だから・・・長生きしてくれよ?親父」

「・・・グラララッ、なぁに言ってんだ、馬鹿息子」


「信じてくれなんて言わない。けど・・・ティーチから目を離さないでくれ、親父」








「・・・愛してるよ、皆」

その日、白ひげの船員が一人消えた。






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