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サッチは絶対安静。
エースは船から飛び出した。
マルコは難しい顔をしている。
俺は、俺は･･･
「･･･ﾊｧｯ、は、ぁ･･･ぅ、ぐ･･･」
部屋の中で蹲ってる。
あぁ、どうかどうかどうか、今回はどうかエースを助けられますように。
きっとエースは俺が死んでも悲しまないと思うから、今回はきっと大丈夫。
俺が倒れてエースが立ち止まるなんてことはない。
俺が庇ってエースがショックを受けて隙を見せることはない。
大丈夫だ。そのために俺はエースに嫌われたんだ。
大丈夫。大丈夫なはずだ。今回ばかりはきっと大丈夫。大丈夫じゃなきゃいけないんだ。大丈夫であってほしい。なぁ、ほんと･･･もう･･･
「･･･つらいよ、えーすぅ」
もう俺を静かに死なせてください。→戻る