第一章;堕ちたこの世界
わたしが住む場所、そこは世間から手も付けられなくどうすることも出来ない場所
"PA(ピーエー),クラモリ"
そう呼ばれている。生まれも育ちもこの場所なわたしは、何処がそんなに手が付けられないのかっ等当たり前に知っている
身を通じで痛感したのだから
"PA,クラモリ"、「恐喝,暴行,暴走,買収,売春」等上げたらきりがないくらい汚れきり、堕ちきった場所。否、"地区"
まともな奴は、誰一人して居ない。幼子やら老人だろうが此処では関係がないし意味ももたない
今日も家の外から女性の悲鳴が聞こえる、ソレをシャットダウンさせる様にして音楽の音量を上げた
[助け]なんて此処では求めてはいけない