お泊まり会で怖い映画を観る三人悪。

しかし後で、夜中目を覚ましたリョーチンは尿意に気づきながらも１人で廊下に出る勇気がない。
そこで椎名の寝顔をガン見。

気配に気付いたのか、眠りの浅い椎名のまぶたがゆっくり上がり……

はた、と目が合うとパアッと嬉しそうなリョーチン、椎名は瞬時に『リョーチンのヤツ、めんどくさいこと言い出すぞ』と察知し、何も見なかったことにしてサッと寝返り打つふりして背を向ける。

「寝たふりすんなよ椎名！」
「しぃっ…てっちゃんが起きる」
「わかった静かにするから、ト、トイレついてきてっ」
「ほらやっぱり…もー…ひとりで行けよリョーチン…」
「やだよう、怖いもん！ねぇねぇ洩れちゃうよ椎名ぁ！」

って泣きつくと、盛大に舌打ちして椎名が起きてくれる…





っていう可愛いうすい本が欲しいのよ