過去拍手01(ユーリ)

!ユーリ







『料理上手になりたい』




「また随分と急だな」








『今日のジュディスの天ぷらがあまりに美味しくてそう思ったのよ』



「ああ、確かにアレは美味しかったな。けど、おまえだって料理下手なワケじゃねえだろ。
フレンよりは美味いから自信持てよ」







『………え、ちょっと!それ遠回しに不味いって言ってる!?』




「はは、冗談だよ。
それにオレが美味いって言ってんだからそんな気にすることでも無いだろ」





『はい?』





「それともなんだ、オレの為じゃなくて他の野郎の為に作るのか?」





『え、あ、つ、作らないけど、さ…』



「ならそれでいいだろ」




『うーん、けどユーリ、前に料理は数を重ねて上達していくって言ってたよね。だから沢山作ってもっともっと美味しいご飯を作るよ!』







「そっか。そりゃ楽しみだな」










(おまえの愛情が入ってりゃ何でも天下一品ってな)

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