プロローグ



今日は10月31日。明日からはじまる木下藤吉郎祭の準備予備日。会場の設営や食材の準備などが間に合わないクラスや部活のために用意された日だ。
転校してきたばかりで何も知らない私は、なんと親切な日程設定なんだろうと呑気に思っていた。
そして昨日の内にクラス、部活ともに準備を終えていたため、今日は家でゆっくりとすごすつもりだった――。




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