語るキセキ2


一行ホテルご到着です

「赤司くん」
赤髪の青年が振り返り様に微笑む

「よく来たね、皆。さぁ、いこうか」

いつもの3割り増し程愉しそうな笑みを浮かべる赤司に全員身震いが隠せない

そして赤司と共に皆が部屋に案内され

荷物を置いた赤司からの第一声

「ひとまずディープキスを皆でしようか、そうだな…近くにいるものとでどうだい?」
爽やかな笑みを浮かべる赤司

『!?』
「敦」
すぐそばにいた紫原、逃げようとするも既に遅し

無論名前を呼ばれた紫原以外も例外なく固まる

「あ、あの赤司くん…、今なんと…?」
恐る恐る口を開いた黒子は至極一般的疑問を口にした

けれど、赤司は訳が分からないとでも言うように首を傾げる

「せいしゅん、あぁもちろん青い方の春ではなくてね。をしようと言っただろう?」
「いえ、ですか「ちょ待っ青峰っちって!?んんっ…!」

「ほら、大輝は流石にノリノリみたいだね、敦。」
妖艶に微笑んだ赤司を目の前に紫原はため息をつくと
「明日、腰痛いって泣かないでね、赤ちん」
そう呟き赤司に口づけた

「ん…っふぁっ…」
「赤ちん、可愛い…」


「…もう帰っていいですか…」「…俺の台詞なのだよ…」

「っはぁっ、はぁっ、いきなりすんなよっ!」
後ろで離されたらしい、ぜぇぜぇと荒い呼吸を繰り返す黄瀬の声が聞こえる
「っせぇな…、」
めんどくさいと言わんばかりの青峰の声に

「これだからエロ魔神は…」
ぼそりと黒子が黒い発言をする

「あぁ?テツにだけは言われたくねーっつの!」
そう叫ぶなり黒子の体が声の方に引っ張られる
「何すっ…!んっ…!」
青峰は構わず黒子に、唇をあわせた

「…カオスなのだよ」

「てか皆欲求不満、どんだけ溜まってんスか…」
呆れたように緑間の隣にきた黄瀬の方を向くより早くに彼を引っ張る腕

「なっ!」
「真太郎、しようか」
いつの間に紫原とのキスを終えたのだろうか
彼の瞳は快楽に潤んだまま緑間を見つめ

そして肯定も否定もさせないまま、彼は荒い息を整える間もなく、緑間に口づけた

「じゃあ、黄瀬ちんは俺と〜」
「紫原っち、テク持ちだから安心(笑)」
隣にきていた紫原に笑って、黄瀬は目を閉じた

部屋の中には舌と舌が絡み合う水音が響く


チートカラー集団の性春、今ここに始まる














という映画を製作したいから、協力してほしい、と映画研究会は仮の姿!私達貴腐人でryと名乗るものから頼まれたんだが…」

「まさか、赤司くん…OKしたんじゃ…」
「え!?赤司っち!?」

「いや、僕らは僕らなりに拘りがあるから撮影をしたものを編集する形なら、という条件を出した」
「赤司…」

呆れたように緑間の声を合図に、それぞれが互いの顔を見る

やがてポツリと黒子が呟いた

「…とりあえず、バスケしましょうか…」



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オチなし山なし意味なし\(^p^)/


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