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あれから、俺は高柳を無視し続けた
丁度、お昼の時間になったから
俺は席を立ち教室を出た
出る時に高柳の声が聴こえたけど
無視だ。大体なんで俺に構うんだよ、
足を運んだ先は図書室
屋上か迷ったけど、結局ここ
「はぁ、疲れた」
1人しかいない図書室に
俺の声だけが聞こえる。
置いてある椅子に座った
静かで誰もいない……落ち着く
ぱかっとお弁当の蓋を開けて
手を合わせた。
「………いただきます」
「へぇ、行儀いいんだね」
いきなりの声にびっくりして後ろを振り返ると
高柳がいた。
なんなんだよ、まじで。
「俺、手合わせる人久しぶりにみた」
逆に合わせないほうが可笑しいんだよ
「…………………なんなのお前」
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