2017/12/02 23:46
(男性的な思考回路のぐだ子)
そういう性質なのだと言われてはしまえばそれまでなのだけど、出来れば女の子には笑っていてほしい。君のように綺麗なら本当に笑えば花が咲くように映えることだろうし、何より出来れば、烏滸がましいけど少しでも幸せを感じてほしい。
何より他でもない君には尚更。
楽しいと嬉しいと思ってほしいし、出来ればそれを私にも教えてほしい。
契約した仲と言えど死線を潜り抜けてきた中でずっと共にいたし君がいかに自分を卑下して例えても、可愛いげを隠しきれてはいないし、奥底にある善良さはある。
好きだし、笑っていてほしい。
みたいなことを大真面目に言ったこのバカ、いいえ、大バカにキレることすら出来ずに思わず頭を抱えてしまった。
「ため息つかないでくれ。」
「じゃあどうしろって言うんです。」
ぎろりと睨めばそれ、とリツカが真顔で言う。
「そんな顔ばっかりしないでさ、君には笑っていてほしい」
「ハァァ?くっさいこといってんじゃないわよ…。こちとら産まれたときからこの仏頂面よ!」
「ハイになってるときは悪どい顔で笑ってるけど…、」
「うるさい」
(落ちがないです。。。)
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