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どうもおはこんばんにちは、リア・ゾルディックです。

え、誰だお前って?

キルア・ゾルディックに成り代わっちゃった現代人だよ。

死んだと思ったらまさかのキルアのポジに生まれちゃったよコノヤロー。

「キル、どうしたの?」

原作みたいに無表情ではあるものの、私の顔を不安そうに覗き込むイルミという青年。

彼も本当はキルアのお兄ちゃんになる筈だった。

私は彼から視線を逸らし一歩だけその場から歩き出す。

「……何でもないです」

そこでふと私はもう一度立ち止まり目の前から現れた私の二つ下の弟を抱きとめながら溜め息を吐く。

今は私の家族である、マハさんもゼノさんもシルバさんもキキョウさんもミル兄もイルミもアルカも皆私が奪ったんだ。

私は自分を嘲笑い、窓の外で雲に隠されつつある月を見て呟く。

「ごめんね、キルア……」

私の言葉は強く吹いた風にかき消された。


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