保健委員会の
雑渡「なんだか、所帯でも持った気分だね」
鶴町「雑渡さんが僕らのお父さんかお母さんってことですか?」
雑渡「そうそう」
ひそひそ
雑渡「伏木蔵、乱太郎、子供のひそひそ話に大人はすごく傷付くんだよ」
乱太郎「残念ですが、保健委員会の父ちゃん枠と母ちゃん枠はすでに埋まっているので、雑渡さんがなることはできません」
雑渡「えー、そうなの?」
鶴町「はい、お父さんは新野先生です」
雑渡「じゃあ、伊作君がお母さん?」
乱太郎「いえ、母ちゃんは左近先輩です」
雑渡「なんで?」
乱太郎「夜食作ってくれたりと、なんだかんだで面倒を見て下さるので」
雑渡「なるほどね。じゃあ、伊作君は?」
乱太郎「ずばり」
鶴町「歌のお兄さんです」
雑渡「それはありなのか?」
鶴町「ありです」
乱太郎「委員会中に色んな歌を歌っておられますから」
雑渡「じゃあ、私は?」
乱太郎「なんだろう?伏木蔵はわかる?」
鶴町「タソガレドキ忍隊の人達は親戚のおじさんじゃないかな」
乱太郎「あー、確かに」
雑渡「親戚のおじさんかー。もっと近しい関係がいいのだけどね」
鶴町「親戚のおじさんいいじゃないですか」
乱太郎「お菓子やお小遣いくれるから私は好きですよ」
雑渡「それは強請っているのかい?まあ、君達にはいくらでもあげるけど」
鶴町「いいんですか?」
乱太郎「ありがとうございます」
数馬「で、最後まで僕の存在は忘れられるんだね。ずっとここにいたのに」
オチが荒技すぎる