デボンの御曹司
120番道路にて

ミヤコ「あら、ダイゴはん。お久しぶりです」

ダイゴ「ん?ミヤコちゃんか。久しぶりだね」

ミヤコ「さっきからなんもないとこを見てはりますけど、なにしてはるん?」

ダイゴ「ここに見えないなにかがいるよね?」

ミヤコ「はあ、ようわかりまへんけど」

ダイゴ「で、見えない何かに向かってこの道具を使うと……いや説明するより実際に使った方が楽しそうだ。ミヤコちゃん、ちょっとこれをつけてみて」

ミヤコ「こうやろか?……あら、さっきまでいーひんかったポケモンがでてきはったわ」

ダイゴ「すごいだろ?これはデボンの新製品でね、使うと見えないなにかが見えるようになるんだよ」

ミヤコ「ええもんですなあ」

ダイゴ「驚くのははやいよ。こんなに高機能なのに、なんとお値段たったのサンキュッパ!」

ミヤコ「えらい安いんやねえ」

ダイゴ「どう?ミヤコちゃん。この機会におひとつ」

ミヤコ「ダイゴはん、いつの間にデボン社のセールスマンになりなはったんですか」
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