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青峰大輝の証言




あー、こちら青峰大輝。今いる場所は……、えーっと、商店街…っつーかアーケード。テツと一緒にスポーツショップに行った帰りだ。


いやー、新しいバッシュも手に入ったし最高最高!


そんな気分ホクホクの俺達の前を歩いているのは藤崎サン、主将、灰崎だ。


最近よく見るあの3人組。何やら面白いものを見たようにニヤリと笑ったテツ。


「つけてみましょうか」
「!?」


おーれーはーかーんーけーいーねーぇー
バースーケーしーてーぇー


帰りたい。切実に。出来ることならさつきに代わりてぇ…。俺よりアイツの方が向いてんだろこーいうの。


「何言ってるんですか、行きますよ」


テツは頑固だからなぁ……。…まぁ、あの3人組は俺も気になるし。しょうがねぇ、付き合ってやるか!







対象の藤崎サン、主将、灰崎は、アーケード内にある店に向かっている模様。つーか、休日でも一緒なんだな。藤崎サンと主将。仲良しかよ。


相棒のテツは、ミ…ミ…、ミスディ…、ミスディレック?を使って俺よりも近い所で対象をカンサツしている模様。……あ?ミスディレックじゃなくてミ、ミ、ミスディレクション?言いづれーよ!


……あー、えー、……主将のヘッドロックが灰崎にキレイに決まったのをカクニン。うわ、痛そーだなオイ。それを笑って見てる藤崎サンも藤崎サンだけどよ……。


お!藤崎サンがショーウィンドウの前で立ち止まったのをカクニン!多分めっちゃ目を輝かせてる!呆れたように藤崎サンを見つめる主将と灰崎もカクニン!


対象は店の中に入っていった模様。えーと、なになに……!?ミ、ミリタリーショップじゃねーか!何でンな所に入ってったんだよアイツら!?ミリタリーショップって言えばアレだろ?銃とか色んなのが売ってる所だろ?


流石に俺が店ン中入ると見つかる可能性たけーからなぁ……。主将と藤崎サン、怒るとこえーし。灰崎は面倒くさそーだし。


んじゃまぁ、後は頼んだぜ!テツ!

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