攻守交替
※裏
くるる様へ 19700Hit記念
みんなが寝静まった夜中にふと目が覚める。寝返りを打てば寝付く前には居なかったイタチの顔があり、○○は驚いて目を見開いた。しかし彼は既に爆睡しており意識は完全に夢の中。任務で疲れて倒れるように寝ちゃったんだろうな。そこで彼女は自分の身体の変化に気付いてしまう。
「…ムラムラしてきたかも…」
疼く下半身をなだめながらも、無防備なイタチを見ているうちに○○の理性は虚しく崩壊した。とりあえず彼女は彼の浴衣をめくり、まだ柔らかな陰茎に手を伸ばし、そして口に含み、舐めながらちゅ、と吸うと其れはゆっくりと硬度を増してゆく。
「…ん、」
陰茎が充分硬くなったところで、○○は其れを口いっぱいにくわえて顎を上下にスライドさせた。暫くすると口の中に温かく苦い白濁が弾け飛び、彼女はそれを飲み干したかと思った矢先、また陰茎に舌を伸ばす。
「…○○…?」
「!!」
「何を…して…う、あぁ!」
先ほどの射精に伴い目を覚ましてしまったイタチが目の前の光景に驚いて起き上がろうとした瞬間、○○は陰茎を掴んで一気にしごく。するとたちまち力が抜けてしまった彼は仕方なく再びベッドに身体を沈めた。
「○○、一体何を考えて…」
「たまにはこう言うのも刺激的でいいでしょう?」
「俺はあまり下になりたくはないのだが、あっ!」
ずぷ、
イタチの言葉を遮るように○○は陰茎を手にして彼の身体を跨ぎ、自らの腰を落とす。すると彼女の秘部は卑猥な音を立てて全てを飲み込んだ。それから間髪入れずに彼女は腰を振り始め、イタチに休みなく快感を与え続ける。
「ちょっと…やめ、ろ!」
「そう言う割には力が入ってないわ、気持ち良いんでしょう?あ…大きくなった…」
「○○、せめて俺が…上に…」
「嫌よ、今日は私が上、」
「う、く、…出る、」
「良いわよ、好きなだけどうぞ。」
イタチの腰の動きに合わせて大きく腰を振ると、彼は少しびくんと身体を震わせながら達し、2人の結合部からは白く滑らかな液体が溢れ出て身体をつたった。
「あぁ…イタチったら早くいきすぎ、私まだいってないのよ!」
「だから俺を上にしろと言っただろう、」
「そんなこと言われたって」
「だがそろそろ仕置きの時間だ、」
そう呟くとイタチは上体を起こし、○○を押し倒す。要するに形勢逆転、彼が直ぐ様腰を振ると彼女は声にならない声をあげて鳴いた。
「やっ、ずるい」
「寝込みを襲う奴にそんなことを言われるとは心外だな、生憎俺は○○が感じるところを全て知り尽くしている、勝機はないと思え。」
「うぅ…っあ、イタチ、ごめんなさい!」
「夜が終わったら許してやらんこともない。」
結局、組み敷かれて揺さぶられる身体。どうやらまだまだイタチに勝つことは出来ないらしい。彼の手にかかれば快楽に沈むことしか出来なくなってしまう自分の身体を憐れみながらも、やはり相性が良いのだと思ったりなんかして。
とにもかくにも、未だ夜は始まったばかりだ。
攻守交代(それでもまだ物足りないんでしょう?)
失神
2009.4/24
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