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50時間を切って、漸く動けるようになった
それに伴って、切れてしまったスカートに変わり短パンを履く
うん、なんとかギリギリ蜘蛛の入墨は隠せます
「ふふ、どうですかチイさんの服は!!欲情してもいいんですよ!!」
「いや、誰もババアの格好に欲情なんてしねぇから」
………ピキッ
わかっていましたよ、キルア君なら絶対にそう言うと
言うとわかっていてでもですね
「誰がババァですってキルア君?見てくださいよこの綺麗な美脚にタンクトップの隙間から見える大きい胸に細い手首!!どうみたって若い証拠じゃないですか!!」
「うおっ!!何すんだ暴力ババア!!」
キルア君の発言はやはり許せません
躾としてキルア君に何本かナイフを投げる
うぅ、私はまだ若い、若いですよ
そりゃこのメンバーから見たら年上かもしれませんけど……
「チイ、早く行かないと時間切れになっちゃうよ?」
「うぅ、ゴン、貴方はあんなクソ生意気な少年に育っちゃ駄目ですよ?」
「誰がクソ生意気な少年だ!!」
キルア君以外に誰が居るんですか
人のことを散々ババア呼ばわりして
確かに22歳で成人していますけど、女の子は何時までも花の乙女なんですよコンチクショウ
「キルア君は絶対将来DV男になるです、現に今だってチイさんは酷く傷ついています」
「余計なお世話だ!!」
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