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途中、様々な障害が大量にありましたけど、とうとう最後の関門に辿り着きました
その最後の関門っていうのが……
「三人しか進めない短い道or六人で進める長い道ですか」
長い道の方を選べばどうやったって時間内に辿り着く事はできない
いや、念が使える私にとってはどうもでいいことだが他の五人は違う
うーん、意外とハンター協会ってエグイですね
こういう時人間って言うのは自分が助かる道を真っ先に考える物ですからね
「俺は短い道を選ぶぜ、そして三人に入るつもりだ……ここに残る気はない」
「え?マジですかレオリオさん、普通ここは皆で頑張ろうエイエイオー!!な感じで頑張るんじゃないんですか!!」
「んなわけあるかっ!!六人の方の道はどうやったて45時間掛かるんだぞ!!」
それはそうですけど……
普通ここは少年漫画のお約束展開として皆で頑張ろう!!じゃないんですか
チイさんショックです、ちょっと見ないうちに少年漫画の法則が変わっていただなんて……
「ゴン、ゴンはどうしますか?やっぱり三人の道ですか?」
「俺はせっかく此処まで来たんだし、全員で合格したいよ」
そう言ってしゅんと項垂れる姿はどうも子犬を連想させられます
あぁ、見えます、見えちゃいます、ゴンの頭に犬耳が見えますよ!!
「キルア君、キルア君はどうですか?」
「俺?俺はどっちでもいいよ…まぁ、合格する気はあるけど」
そう言って悪人面するキルア君の頭にはネコ耳が見えます
わーぉ、超悪人さんです
「そういうお前は?」
「私は是が非でも合格したいです、この喋り方やめるなんてごめんですよ」
「とっとと不合格になっちまえ」
「えぇ!キルア君は酷いです!!」
この喋り方をやめるだなんて……
この喋り方を定着させるの結構苦労したんですよ!!
それにこの喋り方だと皆さん大変うざがるのでおもしろいのに………
「でもまぁ、六人で短い道行く方法は無くも無いですよ?」
「あ、もしかしてチイも俺と同じ事考えてた?」
「はい、やっぱり皆さん一緒に合格したいですからね、ただし屑男は別です」
それはそれ、これはこれですからね
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