駄ン文ロンパ104
2015/06/29 18:29

【誕生日】


@眼左右の場合

田中「ふはははっ! 今日は貴様がこの世に堕ち、地獄の底まで響き渡る産声を上げた日……! 喜べ、この俺様が直々に貴様を持て成してやろう!」

左右田「えっと、誕生日おめでとうってことだよな? サンキュー」

田中「し、然らば、こっ、この、俺様が魂を込めて錬成した魔具を、その、貴様に与えてやろう! こっ、光栄に思うが良い!」

左右田「おぉ! 手作りネックレスか、サンキューな!」

田中「ふ、ふんっ……」

左右田(素直じゃねぇのな)

田中「……あ、あの……」

左右田「ん?」

田中「そ、左右田よ……」

左右田「お、おう」

田中「……う、産まれてきてくれて、ありがとうございます……」顔真っ赤

左右田「……こ、此方こそありがとうございます……」顔真っ赤




A日左右の場合

日向「左右田、誕生日おめでとう」

左右田「おう! サンキューな日向!」

日向「それでお前にプレゼントをやろうと思ってな……」ごそごそ

左右田「ちょっと待て、何でズボン脱ごうとしてんの?」

日向「だからプレゼントをだな」ごそごそ

左右田「……プレゼントって何?」

日向「そりゃあナニだよ」

左右田「よし判った、そのナニを好きにして良いってことだな」ばっちんばっちん

日向「おいやめろその手に持ってるペンチを捨てろ」

左右田「お前がそんな破廉恥なことするからだろ!」

日向「何でだ! 嬉しくないのかよ!」

左右田「一体いつから俺は淫乱キャラになったんですかね!?」

日向「まぁ冗談はこの辺にして、改めて誕生日おめでとう」すっ

左右田「冗談か良かった! って……指輪?」

日向「給料三ヶ月分だ」

左右田「お前まだ高校生だろ……でもまぁ、ありがとうな」

日向「あぁ、幸せにするからな」

左右田「ん?」

日向「ん?」




B狛左右の場合

狛枝「あはっ、誕生日おめでとう左右田君! 君がこの世に産まれてきたことは僕にとって人生で一番の最高の幸運だよ! でね、そんな君の誕生を祝おうと僕なりに無い脳味噌で考えに考えて烏滸がましくも君へのプレゼントを選んだんだよ! でも僕如きからのプレゼントなんて穢らわしくて不愉快で悍ましいだろうね! それでももし良ければ慈悲深い君の御心によって僕の想いとプレゼントを受け取って欲しいな!」

左右田「長い、やり直し」

狛枝「誕生日おめでとう! プレゼントだよ!」

左右田「やれば出来るじゃねぇか、最初からそう言え」

狛枝「いやあ、それだと僕の唯一の個性が……」

左右田「そんなこと気にしてたのか……」

狛枝「あはっ、まぁ僕というキャラクターの方向性は置いといて。はい、僕からのプレゼント!」

左右田「おぉ、ピアスか。そろそろ新しいのが欲しかったんだよ、サンキュー!」

狛枝「あはっ、喜んで貰えて嬉しいよ。オーダーメイドで作った甲斐があったよ」

左右田「……オーダーメイド?」

狛枝「うん」

左右田「……よく見たら何かこれ、宝石付いてねぇか?」

狛枝「うん、ピンクダイヤモンドだよ。君の瞳に合わせたんだ」

左右田「……幾らしたんだよこれ……」

狛枝「えっと……確か(自主規制)くらいかな?」

左右田「お、重い……! 物理的には軽いのに、めっちゃ重い……!」



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