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マネージャーの悩み

「真田ぁぁ…」
「なに、どうした?」
「うう、辛い…」
「何で?」
「……雷市くんがお喋りしてくれない…。」
「…あー。」
「真田ばっかりずるい…あだ名までつけられて…仲良しかよ…」
「あれは雷市が勝手に呼んでるだけだろ。」
「私もあだ名つけられたい…懐かれたい…。」
「…何でそこまで雷市に好かれてーの?」
「え、プロ野球の卵だから。」
「歪みないな。」
「それに私だけだよ、お喋りしてくれないの。仲間外れみたいで嫌じゃん。」
「女慣れしてないんだってよ。」
「真田と正反対で可愛いね。」
「俺と正反対ってどういうことだよ。」
「真田は女を掌で転がしそう。そこそこイケメンだし。」
「しねーよ。あとそこそこってつけるならイケメンって言わなくていいから。」
「…わかった!餌付けすればいいんだ!」
「聞いてねェな。」
「監督に雷市くんの好物聞いてくる!」
「あーはいはい勝手にしろー。」





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