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ハルハルインタビュー



「ハルのハルハルインタビュー!今回は可愛くて綺麗なお姉さん、名字名前さんです!」
「ど、どうも!ってこれ何なのかなハルちゃん!」
「名前さんにいろいろインタビューしちゃおうっていう企画です!」
「何でオレの部屋でやるんだよ…。」
「いいじゃないですか!」
「イ、インタビュー…緊張するね…!」
「リラックスしていつも通りに答えてくださいね。」
「は、はい!」
「(何で緊張するんだろう…)」



「まずは基本データ!誕生日と血液型、それから身長と…体重はいいです!」
「体重いいの?えーと、誕生日は10月14日で…綱吉さんと一緒ですよね!」
「羨ましいですー!」
「血液型はO型だよ。」
「O型ですか!O型の人はですねえ……おおらかでマイペースらしいですよ!」
「へえー。」
「(当たってる……)」
「身長はこの前の健康診断のときに160でした!」
「ハルもそのくらい身長欲しいです…。」
「ハルちゃんならまだ伸びるよ!私はもう成長期終わってるから…。」
「名前さんだってまだ伸びるかもですよ!希望を捨てちゃダメです!」
「そ、そうだよね!ありがとうハルちゃん…!」
「(何なんだこの2人…)」



「他には何に答えればいいかな?」
「えーとですね………その、ビアンキさんはスリーサイズを教えてくれましたが…」
「ス、スリーサイズ!?です、か…」
「嫌なら答えなくても…」
「あ、あの、でも…、Dはありますから!うそじゃないですほんとです!」
「(何でそこまで必死なんだー!?)」



「あ、それから名前さんは恋人いないんですか!?」
「いないよー。」
「はひーもったいないです!じゃあ好きな人は!?」
「い、いないってば…!」
「(ハルの目が燃えてる…)」
「あ!ディーノさんは何なんですか!?友達にしては仲良すぎですよ!」
「ディーノは友達っていうか、お兄ちゃん…みたいな存在で…」
「(でもディーノさんは…)」
「でもディーノさんは名前さんのことが好きなんだとハルは思うんです!」
「(言っちゃったー!)」
「それは妹としてだよー。」
「(やっぱり名前さん気づいてないー!)」
「ディーノさんは片思い、と。」
「(何メモってんだハルのやつ!!)」



「じゃあ山本さんはどうですか?」
「山本くんは、いい子だよね。」
「……白ですね。」
「(いつの間にか好きな人当てになってるし…)」



「あ、もしかして獄寺さんですか?」
「あはは、隼人はかわいい弟だなー。」
「(獄寺君かわいそう…)」
「…ここだけの話、獄寺さんは名前さんのこと絶対好きですよ!」
「まさかー。私いっつも怒鳴られるよ?」
「好きだけど素直になれないんですよきっと!そうに違いありません!ハル自信があります!」
「(確かに獄寺君はわかりやすい…。)」
「獄寺さんも片思いですね。」
「?」



「じゃあ次はえーと……は!リボーンちゃんですか!?」
「いや、さすがに19歳年下はちょっとなあ…。」
「ですよね!じゃあ……ランボちゃん!?」
「いや、15歳年下もちょっと…」
「ですよね!えーと他には……あ!並盛中のあの人……雲雀恭弥さん!どうですか?」
「!!」
「! その反応はまさか…」
「ちちち違うよ!1番聞きたくない名前だったから!ありえないから!」
「そーやって必死に否定するとこが怪しいです…!」
「違うってば!」
「でも京子ちゃんが名前さんと雲雀恭弥さんは仲良しだって言ってましたよ!」
「京子ちゃんは純白の天使だからね!目に映るもの全てが平和に見えちゃうからね!」
「怪しいです…雲雀さんは候補ですね。」
「えええ本当に違うのに…!というか何の候補でしょーか!」



「他には…はひ!まさかシャマルさんですか!?」
「シャマルはスケコマシだけど…頼りになるおじさんみたいな感じかな。」
「(お父さんじゃなくておじさんって…)」
「頼りになりますか…?あれ…」
「まあ、一応…」



「じゃあ京子ちゃんのお兄さんはどうですか?」
「まさかー。」
「ですよねー。」
「(そこは普通に認めるんだ…)」
「えーー他に誰かいますか?今までのだと雲雀さんが1番脈ありということになりますけど…」
「だから違うってばーー!!」
「ツナさん誰か知ってますか!?」
「え!?えーと…その…バジルくんって…」
「バジルさん…?知らないです…」
「バジルは、えーっと……」
「(えっ、もしかして…!?)」
「“同じ釜のめしを食ったなかま”なんです!」
「(なんじゃそりゃーーー!!)」
「あれ?ジャッポーネではこういう言い方するんですよね!?」
「(いや…その前に何のこと言ってるかがわかんないんですけど…)」
「えーと、バジルは私が来る前から家光さんの下で働いてて…あ、兄弟子って言うんですかね!」
「へ、へぇー…」
「すごく仲良しなんですよー。」
「(でもきっとバジル君は好きだよなぁ…名前さんいろんな意味ですげー…)」



「結局名前さんの好きな人って誰なんですかぁ〜!」
「みんな好きなのー!」
「そういうのじゃなくてラブな人ですよぉ!」
「も、もういいじゃんこの話は!ハルちゃんはどうなの!?」
「はひ!?もー、名前さんったら!ハルはツナさんにフォーエバーラブって知ってるくせにぃ〜!」
「わっ、ちょ、はなせよ!」


♪〜〜♪


「あ、はい…え?今?は、ハルちゃんのインタビューで…ってちょっと雲雀!?」
「(ひばりさんからだったんだ…)」
「え、えーと……では、今日はこれで失礼しますね!」
「今の雲雀さんからでしたよね!?デートですか!?」
「違うの!コキ遣われるだけなの!いってきます!!」







「…で、結局のところどーなんですかね!?」
「……さあ…」






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