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もしも〇〇と付き合ったら



( 黄瀬の場合 )


「名前っち!今度の日曜オフだからデートしよ!」
「私の予定はガン無視か。まあいいけど。」
「どこ行く?行きたいとこあるっスか?」
「んー…公園とか?」
「公園って……色気が無いっスよ名前っち…!」
「むしろ家がいい。」
「えええせっかくの休みなのに!?」
「せっかくの休みだからこそ、でしょ。黄瀬っちは部活とモデルで普段休めないんだから、休める時に休まないと。」
「!!」
「DVDでも見よっか。」
「名前っち大好き!」









( 青峰の場合 )


「………」
「………」
「青峰くん、この手は何ですか。」
「おっぱい触ろうと思いました。」
「…青峰くん、私は今日何しに来たと思いますか。」
「セックス。」
「あんたの成績がやばすぎて今吉先輩に勉強教えてやれって依頼と見せかけた脅迫をされたんだよ!」
「へーそうなん。」
「何それ、今吉先輩の真似のつもり?中途半端すぎてむかつくわ。」
「勉強なんて何とかなるからよ、ヤろーぜ。」
「勉強しない人とはヤりたくありません。」
「一発ヤればヤる気出る気がすんだよ。」
「何のやる気?決めた。青峰が赤点取らなくなるまでヤらない。」
「はあ?お前高校3年間俺とセックスしない気かよ!?」
「赤点免れる気ないんかい!」









( 緑間の場合 )


「緑間くん、お待たせ。」
「別に待ってないのだよ。」
「ふふ、じゃあ帰ろっか!」
「…ああ。」
「それにしても寒いねー。」
「そうだな。」
「明日今年一番の冷え込みだって。雪降るかな!?」
「どうだろうな。」
「あ、そーだ、むっくんから送られてきた写メ見る?雪やばいよー。」
「…確かに、いくら雪でもここまで積もるのは考え物だな。」
「だよねえ。今でさえすごく寒いのに、こんなところ絶対住めないよ私。」
「……そういえば手袋、してないのだな。」
「うん、なんか邪魔で。」
「………」
「緑間く…!」
「こうすれば、少しはマシだろう。」
「〜〜〜っ(かっこよすぎる…!)」
「…ど、どうしたのだよ?」
「この感動を早く高尾くんに伝えたい。」
「いちいち高尾に報告するのはやめるのだよ!」









( 紫原の場合 )


「むっくんあーん。」
「あーーーん。」
「おいしい?新作まいう棒。」
「んー、なかなかだねー。名前ちんもあーん。」
「あーん……ん、おいしい!ここ最近ハズレないなあ。」
「んー、てか、ぶっちゃけ名前ちんと食べると何でもおいしく感じちゃうよねー。」
「! わ、私もだよ!」
「何でかな?やっぱ名前ちんのこと大好きだからかなー。」
「ぎゃあああもうやめて私瀕死状態…!」
「名前ちんは俺のこと好きー?」
「あーもう大好きだよ!!」

「あの2人なんかうざいアル。」
「あれを日本ではバカップルと呼ぶ。つか岡村、メソメソしてんじゃねーよ。」
「だって……ワシも彼女欲しい…」










( 赤司の場合 )


「名前。」
「な、何ですか?」
「何で昨日の夜電話に出なかった?」
「…寝てました。」
「嘘だな。木曜のあの時間はアメトークを見てるはずだ。」
「わかってんじゃん!」
「へえ…感心しないな。僕よりも宮迫をとったってことかい?」
「何で宮迫?私どっちかというとホトちゃん派…」
「そんなことはどうでもいい。名前は僕と宮迫どっちが大事なんだ?」
「だから何で宮…」
「どっち?」
「………赤司くんです。」








( 氷室の場合 )


「辰也さん!今月の月バス見ましたか!?大我が一面で特集されてて…!」
「呼び捨て。あと敬語もなしにしてってお願いしたよね?」
「ごっ、ごめんなさい!なんか慣れなくて…」
「付き合って1ヶ月も経つし……次さん付けで敬語だったらお仕置きしちゃおうかな?」
「えええ…!が、がんば、る…!」
「うん。で、タイガが載ってたの?」
「そ、そう!ほら、ダンクしてること!超かっこいい!!」
「………」
「これ岡村先輩のなんだけど、私コピーしてもらおうと思っ…、ん…!」
「…いくらタイガでも、恋人以外の男をかっこいいって言われたら嫉妬しちゃうな。」
「ご、ごめんなさい。でも辰也さんの方が……あ。」
「……ふふ。」
「あ、ちょ、今のナシで…」
「ん?」
「(あ、無理だコレ。)」









( 火神の場合 )


「今日も部活お疲れ様です。」
「おー、名前もな。」
「いえいえ。右足の調子どう?」
「おー、いい感じ。名前のマッサージのおかげだな。」
「いえいえそんな。肩は?こってない?」
「ん、大丈夫だ。ありがとな。」
「…そろそろご飯にしよっか!」
「おう!豚肉がそろそろ賞味期限やばくてよー。」
「キャベツもそろそろ使っちゃった方がいいよね?」
「そーだな。」
「んー…焼きそばなんてどうでしょう!」
「よし、作るか!」









( 黒子の場合 )


「…名前さん、前髪切りました?」
「うん、ちょっと。…よく気付いたね。ほんの1センチくらいだよ?」
「そりゃあ、名前さんのことはいつも見てますから。」
「テツくん…!」
「名前さんと出会えて本当に良かったです。」
「わああ恥ずかしいからそういうのやめて!」
「恥ずかしがってる名前さんを見たいんです。ダメですか?」
「!!」





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