やあ、諸君。不幸の手紙はベタだろう(修正中

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[この手紙と同じ内容の手紙を13人以上にまわすと、

あなたの願い事が叶います。]






『副長、』


何なんですかこれは。
目の前のご機嫌そうな上司に質問すると、ニヤリと笑われる。

あぁ、嫌な予感がする。
そう思う私をよそに、
これはな…
なんて言って間を置いてきて。


「幸せの手紙だ」

『はぁ…？』


とうとう頭がやられましたか。
ため息混じりに言ってみれば、頭を叩かれて。

ちょっぴり涙目になる私に、彼は得意気に説明する。


「これ、総悟に渡されたんだがな」


本当に叶うらしいぜ。
少しだけうきうきしているように見える彼に、何だか悲しくなった。


『苦労、してるんですね』

「あ？」

『…今日のことは誰にも言いませんよ、』

「オイ、どういう意味だ」


何やら後ろで何かを言っているけれど。

今日くらい、こんな日があってもいいかな。
珍しく頼りない上司にため息を吐き、仕事に向かった。




─やあ、諸君。不幸の手紙はベタだろう─


(隊長、何ですかこの手紙)
(ん？幸せの手紙でィ)
(何の意味があるんです？)
(だって、不幸の手紙だったらありきたりだし、)
("だって"じゃありません！)
(…チッ)



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またお題バトンSSです。
今回は、土方さん？
ギャグにしたくてやってみたらキャラの崩壊が;
何だか近藤さんが混じっちゃいました←



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2008.08.31
夕凪


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