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「さ、どっちにする?
俺的には直ぐにすむあーんがお勧めなんだが」


「ほざけ」




やっぱり零崎を殴りたい
つうか今殴りたくなった

笑うなチビ
刺青引きちぎるぞ



まなんて考えてもこの状況下が変わる訳じゃなく、頭を抱えたくなるみたいな…

ううん。どうしよう




「なんだよ、早く決めろよ。いーたんってば優柔不断だなぁ」


「……………………」




かはは、と楽しそうに笑う零崎
ぼくは笑わなかった

つーか表情が動かないよ、零崎がアレすぎて、




「…………別に嫌ならあーんだけでいいぜ?」




だなんて、何もいわないぼくに痺れを切らしたのか拗ねたように零崎はそう言った。
ずっと笑ってた表情が元に戻っていた




あぁ、もうっ
拗ねたいのはコッチの方なんだよ!




「はぁ…将来禿げるかも」


「え゛!?」


「禿げたら100%零崎のせいだから責任とれよな」


「それって」




何か言おうとした零崎の言葉なんて聞かないふり、
ぼくは完璧に冷めた紅茶を飲んだ






そうだね。

個室だったら考えておくよ

ちゅー、ね





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