会話文

short(musica+逃走劇)

◆◆◆musica
!休憩時間に音楽談義する小淵と竹内

『小淵さん、あの曲、聞いてみましたか?』
「おう。あれ、すっごいかっこいいな。重低音つーか、機械音なんだけど響いてくるやつがいい」
『ダブステップというジャンルにあたるそうです。かっこいいですよね!』
「音が波みたいに襲ってくるかと思った」
『そうなんです。こう、迫ってくる雰囲気がたまらないんですよ』

◆◆◆musica
!竹内と小淵。本編後ではないだろうか。

「竹内って、習字でもやってた?」
『両親が書道家で、教え込まれたかな』
「へぇ…おばさ、さつきさんも習えばよかったのに」
『さつきさん、習ってあれだよ』
「え」
『ほら、性格がさ』
「そっかぁ」
「あんたたち、休憩終わったら覚悟しときなッ」

竹内は、楽器店のアルバイトを始めました。


◆◆◆逃走劇
!鬼さんとのおいかけっこ

「鬼さん、こちらー手の鳴る方へー」
「テメェ、ふざけんなァアッ」
「あらやだ、お宅のおこさん元気すぎて、おばさん参っちゃうわー」
「どこがへばってンだよ…!」

「暁ってなんであんなに体力あるんだろな」
「さぁ…それより俺は暁があの人をどうしてからかえるのか不思議でならない」
「鋼鉄の神経してるんだよ、きっと」
「ああ、暁だもんな」

(追いかけっこが日常になったころ)

◆◆◆逃走劇
!鬼さんと参謀くん

「腰を痛めたってあんた馬鹿ですか」
「腰じゃねぇよ、背中だ。爺扱いすんな」
「爺じゃなくて馬鹿扱いしてるんです」
「仕方ねぇだろ、あそこで暁が落ちてみろ。大怪我だぞ」
「俺は、案外たいしたことない怪我のみで復活すると思いましたけど」
「…まぁ、否定はしねぇ」
「それより。あの紫頭が暁を見つけ出したみたいですよ」
「おい、ウソだろ」
「俺は、普段から嘘はつきますが、この嘘で俺に何の得がありますか」
「……」
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