プロローグ
どれほど彼を待っている?
いつまで私を縛るつもりだ。
もう、嫌なんだ。
頭の中に浮かぶ彼も
彼に執着する私も。
『時間は重みだ、僕はそう思う』
あぁ、誰かの声が聞こえる
ひとつ、訂正するならば
「時間は枷でしかないよ。」
…これは長い長い時間の始まり
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