いいもんやるよ、そう言った俺に柊は明らかに期待した目を向けた。
「んっ、ふっ」
柊の目は涙に濡れている。
壁に背を預けて座る俺の上に乗せてそのまま放置。
いれてない。
後ろ手に拘束された柊はたまらないらしく腰をゆらゆら揺らしているが俺は柊の肩越しにテレビを見ている。
ドMな柊にはご褒美だろ。
柊の頭を撫でてやる。そのまま俺の肩に額を預けてくる。
ちかづくとわかる振動音。
手元のスイッチのメモリをひとつあげてやれば面白いくらいに腕の中の体が震える。
「んっ、んっ」
柊の顔を手で挟み、向かい合う。
その顔は涙で濡れ、快感でたまらない表情だ。
柊の口はテープで塞がれ声がもらせない。その中では。
柊の舌には紐でローターが固定されている。しかもきつめに縛ってあるからたまらないだろう。
後ろも前も触っていないのに口、っつうか舌だけでこんだけとか、やべぇだろ。
「きもちい?」
聞きながら左右の耳に指を突っ込んでやる。ぎゅっと目をつむる柊。どちらにも逃げられないからその場で耐えている。
「今さ、メモリ7つあるうちの4つ目なんだわ」
そう言えばそれだけで体を震わせる。
俺は柊のズボンを脱がせ下半身を露出させる。
「くわえてやるよ。ここまでもってきな」
そう言ってやればギンギンにたっている柊は震える太ももを必死に動かして膝立ちになる。
「オーケー」
俺はあまった紐で柊の根元を縛る。
「んっ、んーっ、んーっ」
目を見開いて見ている柊。だが無視。
逃げようとする腰を引き寄せ、メモリを5にしてやればおとなしくなる。
目の前でふるふると雫を零すそこにちゅ、とかるく吸い付けばそれだけでどろりと溢れる。
さあ、お楽しみはこれからだ。