| | _ |
「……ろ!」
「ん…?」
「起きろ!」
「あれーかず君?」
「疑問形にするな俺だ」
「……。」
「熱、あるんだろ?」
流石、幼なじみ。すぐに気づくんだよね、私が体調悪いと、
「あれほど言っただろ無理をするなって」
仕方ないじゃん、理由があったんだから。 「昨日、ごめん私が悪かったよね…」
私から謝ったのっていつぶりだろう…喧嘩したの何年前? かず君はどこから持ってきたのかは知らないが冷えぴたを持ってきた。私の前髪を分けながら
「俺も悪かったよ…またお前を傷付けたんだし」
「今回はかず君は悪くないの、私が悪いんだから。私さいつまでもかず君の優しさに甘えてばっかだよね……ありがとう、ごめんね…」
お互い無言になったかと思えば額に冷たい感触が、冷えぴただ。
「冷たくて気持ちいいだろ。
急に謝るなよ、今まで謝ったことがない奴に急に言われたらどうしたらいいかわかんねぇだろ」
「珍しく謝っただから感謝しなよ」
「なんで俺が感謝しなきゃいかないんだよ。
明希は大切な俺の幼なじみだ、1人苦しませたくないんだ。だからいいんだぜ今までみたいに甘えてて」
「甘えてばっかだと私駄目駄目になるよ?」
「いいんじゃないか、明希なんだし。」
「なんかそれ嬉しくない……」
「気にするな! ほら保健室行くぞ」
ごめんなさい
|