腰を引くと卑猥な割れ目がグロテスクなものを飲み込んでいるのが見える。
一気に突くと陰茎と秘裂の境目から愛液が溢れ、流れていった。清香ので濡れた自分の物は一層みだらなもののように見える。
その繰り返しを眺めていると興奮が強まって、ここからの眺めが一番いやらしいと思った。出来る事なら正面から清香に見せてやりたいくらいだとも思った。
乳房に手を伸ばして強めに掴むとぴくりと跳ねる体。それと連動するように中の方までひくひくと蠢き始める。まるで別の生き物みたいだ。
緩やかな抽送を繰り返しながら、胸の頂きに吸い付き腰のラインを撫でた。
その腰の動きがもどかしいのか、清香も器用に腰を擦り付けてくる。私が探り当てるまでもなく、自ら絶頂のポイントに照準を合わせてくるのだ。
「もっと、もっと……」
「こう?」
吐息混じりにうわ言のようにねだる清香。速めた腰の動きに一際高い声で喘いで、肌はうっすらと血液を透かしたように桃色に染まっていく。
もっと強い刺激を与えてやりたくて後ろを向かせると、猫のように綺麗な曲線を描いて尻を突き出す。その丸みを撫でてから陰核に手を伸ばし、一番奥まで突き立てた。
「ああっ!それ、すぐ、イッちゃう……」
もがく様に布団を掴み、すがり付く。乱れた髪も扇情的でいつになく、私も早く果ててしまいそうな予感がしていた。
「はぁ……ん、も……イッちゃう、イッちゃう……っ」
上手く話せない様子がまたいい。まだ出ていない精液を絞り取ろうとするような痙攣に、私も限界だった。これで我慢できる男などきっといないだろう。
「私も……はぁ……っ、出すぞ」
「あっ、今、激しくされたら……」
達したばかりの体にそれは酷だと告げたかったのだろう。しかし、私の張りつめた物は既に臨界状態だった。自分の意思などでは太刀打ちできない、内側からの圧力に押し出されるように、ほとばしった。
まるで、目の前の景色が全部吹き飛ばされたような快感。真っ白な世界は縮小されて清香の背中に精液としてその証を残しているのだと、白の余韻の残る頭で考えていた。
- 6 -☆しおりを挟む☆
≪back