「あう……っ、いや……」
「嫌なんですか。それは残念」
シャワーの刺激はあっさりと止んでキュッと詮の締まる音がした。はあっと息をついて体の緊張が解けて甘い疲労感。
でも、それもつかの間。
先生はナカに指を入れてきた。人差し指と中指の二本だと思う。
「ここ、グチャグチャじゃないですか。気持ちいいなら気持ちいいってちゃんと言わなきゃ駄目ですよ」
「ああっ!あんっ、や……ぁっ」
「いやらしい液いっぱい出して、はしたない」
クスクスと笑いながら手首を返して中の壁を突き上げられた。痛いくらい尖りきったクリトリスを裏側から責められてるみたいで、たまらない。
「あああっ、あんっ、せんせ……」
「淫乱でだらしがなくて、誰にでも腰を振るどうしようもないメス猫なんですよね、小夜は」
「そんな……ちが……あっ、あんっ……」
「違わないでしょう?ここに何人くわえ込んできたんですか?」
グリグリと強い刺激に思わず怖いと思った。それと同時にゾクリと甘い痺れ。
あたし、いじめられるのを待ち望んでる気がする。
酷い言葉で責められて、なじられて、玩具みたいにこの体をいじられて、泣きながらイッてしまいたい……
先生の指で、舌で、おちんちんで、沢山いやらしい事をしてもらいたい。
「い、今は、せんせ……だけ、あっ……ん、だから、許して……っ」
「どうだか。男好きの小夜のオマンコは乾く事を知らないんでしょう」
「ひどいよ……あ、あっ……あたし、本当に……」
「全部、流してしまいたい」
独り言みたいに呟くと、さっきより強い水圧でシャワーをそこにあてがった。
距離も近くて、ほんの5cmくらい。
「い、いや……あっ、ああっ!やぁ……んっ」
水圧がクリトリスの皮を捲り上げる。芯と皮との間にまで細くて強いお湯が入り込んでくるのか、怖いくらい感じてしまう。
小さな芽がこれ以上ないくらい膨らんでる感覚が自分でもわかった。
少し離したり角度を変えたり、巧にあたしを狂わせていく魔界之先生。
今日はなんだか特に先生が怖い。
「やあぁっ!おかしくなるっ……いっちゃう!いく、いっちゃう……」
「まだ駄目です。勝手にイッたらお仕置きですからね」
「あは……っ、無理ぃ……もう、我慢なんて……できな……あぁ」
お腹に力を入れてみても快感が弱まるわけでもなくて、あたしの体は自分の意志などおかまいなしに快楽に素直だった。
「せんせ……ゆるして……いっちゃう……いく……っ!」
ガクガクとバスタブの上で体を震わせるあたしを抱え上げる。あったかい、先生の体温が心地好かった。
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